劇場公開日 2016年1月30日

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「観ていて安心。」さらば あぶない刑事 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0観ていて安心。

2016年1月31日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

もはやノスタルジー以外の何物でもない。
齢78の村川透監督に新しい何かを期待していたわけではないが、あまりにノスタルジーがすぎる。

ただ、この懐古趣味、といって語弊があるなら原点回帰は、本作にはプラスに作用していた。

ダンディー鷹山(舘ひろし)とセクシー大下(柴田恭兵)のコンビは、還暦を過ぎても健在で、それは観ていて安心できる。
彼らより年長の吉井(山西道広)や田中(ベンガル)はもちろん退職しており、それぞれに第二の人生を歩んでいる。
松村課長(木の実ナナ)も警察を辞しNPO法人の会長におさまっていたりする。
劇中、近藤課長(中条静夫)の名前が何度も出てきたり、ひとみちゃん(長谷部香苗)も町田(仲村トオル)の秘書らしきポジションにいる。
薫(浅野温子)は港署から異動している。

とにかくなつかしさしかなく、それに浸るひとときであった。

ガルシア(吉川晃司)という敵は強大だったが、二人の前ではなんてことはない。

さて、ああいう結末になったので、まだまだ続けられると思うが、どうだろう。

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mg599