「外国は怖い。」クーデター mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
外国は怖い。
東南アジア某国。
海外赴任のため、家族を伴ってやってきたジャック(オーウェン・ウィルソン)。
しかし、そこはクーデターが起こっていて、特に外国人を排斥しようとしていた。
想像するだに恐ろしい状況である。ジョン・エリック・ドゥードル監督は、この恐ろしい状況をずっと持続させる演出を見せる。
観ている我々も巻き込まれた感覚になる。
ハモンド(ピアース・ブロスナン)に、なぜこのような事態に至ったかということを聞かされたところで事態が好転するわけもなく、ひたすら逃げる。
この東南アジア某国が気になるが、ベトナムと接している国となると、限られてくる。もちろん、その国は架空なのだろうが。
よくできた映画である。
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