「決してつまらないわけでは…」ハイネケン誘拐の代償 HALさんの映画レビュー(感想・評価)
決してつまらないわけでは…
あまりに低評価の方が多いので、観たいと思っている方のために敢えて言わせてもうと、決してつまらない映画ではないと思います。
テンポもそこまで悪くないと思うし、手抜き映画というわけでもないかと。
ただ、このシーン必要か?という部分と、逆にここはもう少し詳しく描くべきだっただろうという部分が多く、いろいろ惜しいなという感じ。
ハイネケンが犯人グループをジワジワ追い詰めていくというよりは、ただ犯人グループたちが自滅していく映画に近い。
予告を観てしまうと、どうしてもハイネケンと犯人グループの絡みはこれだけ?と思ってしまう。
アンソニー・ホプキンスの無駄遣い感は否めない。
ただ、実話を元にしているということで、元の事件がそもそも不明瞭な点が多いらしく、元の事件を忠実に描いているのなら仕方ないのかなという感じです。
しっかり面白いところもあるだけに、勿体無い作品。
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