ハイネケン誘拐の代償のレビュー・感想・評価
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裕福には2つある
アンソニー・ホプキンス演じるハイネケンの言葉「裕福には2つある、大金を持つか大勢の友達を持つか」、この作品にはピッタリの言葉
どっちを持つ方が幸せか、やはり断然友達が大切なのだと思いました
「地味に働いていたら良かったのにね」と思わずにはいられませんでした
ストーリーとして、サスペンス好きの私には満足でした
全くの犯罪素人軍団で、あんなにあっさり誘拐して身代金を手に入れる事ができたのが不思議すぎます
刑期を終えた後真面目に人生をやり直すのじゃなくて、今度は行き当たりばったりの犯罪者になるって、実話だからそういうものかもしれないけど、彼らが手に入れたものって結局何だったのか、虚しさが残りました
裕福には2つある
アンソニー・ホプキンス演じるハイネケンの言葉、「裕福には2つある、大金を持つか大勢の友達を持つか」、この作品にはピッタリの言葉
どっちを持つ方が幸せか、やはり断然友達が大切なのだと思いました
「地道に働いてあのままでいれば良かったのにね」と思わずにはいらませんでした
ストーリーとしてはサスペンス好きの私は満足でした
全くの犯罪素人軍団であんなにあっさり誘拐して身代金を手に入れる事ができたのが不思議でしかなかったです
刑期を終えた後真面目に人生をやり直すのじゃなくて、今度は行き当たりばったりの犯罪者じゃない犯罪者になるって、実話だから仕方ないけど、彼らが手に入れたものって結局何だったのか
相手が悪かった
もともと本件犯行(ハイネケン氏の誘拐)を企図したのが、スブの素人集団なのですから、「最後まで綻びなく完全犯罪」などということはあり得なかったにしろ、ターゲットに選んだ相手が悪かったという要素も、決して小さくはなかったのだろうと思います。評論子は。
何しろ、相手は一代で巨大企業を築いた人物なのですから、それまでには、幾多の修羅場をくぐり抜けて来ていることは、想像に難くありません。
もしかすると、誘拐されて幽閉される以上の艱難辛苦を、すでに乗り越えて来ていたのかも。
警察官に保護されてすぐ、我が事よりも(とばっちりで一緒に囚われてしまった)運転手の安否を気にしたハイネケン氏の様子からも、その片鱗が窺われるように思います。
そして、そのことに思いが及ばないことからして、素人集団の素人たるところだとも思います。
「これは、実は最初から勝負はついていたんじゃあないだろうか。」というのが、率直な印象でした。観終わって。評論子には。
悪いことはすべきではないと改めて感じた。 誘拐されながらもハイネケ...
悪いことはすべきではないと改めて感じた。
誘拐されながらもハイネケンの堂々たる落ち着きぶりに感嘆したが、それでも警察に救出された時に安心して号泣したのは、やはり人間だったということか。
久々に「金返せ!」級
ビールが胸に沁みる映画といえば、これではないあれ⇒
ジュディ・デンチの
「あなたを抱きしめる日まで」です。ギネスを飲みたくなります。
それだけを言いたかったのでレビュー・アップです。
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5人の幼なじみのプーが自滅するだけの映画。
3800万ギルダーは約20億円なのだが、DVDレンタル料金の100円がこんなに高く思えるとは残念。
結論から言えば、誘拐も大金もアンソニー・ホプキンスもいらない。
何もしなくてもどのみち彼らの前途は見えてるような。
ここまで安い映画だと、ビールのHeinekenまで名を落とすのではないだろうか?他人事ながら心配になった。
失ったものは大金より欲しかったものなのか
誘拐の素人がお金持ちを誘拐するも、逆に人質に振り回される。
邦画でも岡本喜八監督で北林谷栄が超お金持ちのおばあちゃんをチャーミングに演じた『大誘拐 Rainbow Kids』があったが、こちらはシリアスで実際の事件が基。
ビール王、フレディ・ハイネケン。
1983年に起きたその誘拐事件。
当時個人としては最高額の身代金が要求。
その犯人はプロの集団や巨大犯罪組織ではなく、犯罪に手を染めた事も無い幼馴染みの5人の若者であった…。
リーダー格が仕事に行き詰まり、人生一発逆転を賭けて、無謀とも言える誘拐を計画、実行。
一応計画は練ってあるものの、ほとんど行き当たりばったり。が、驚くべき事に、誘拐に成功!
後は要求した身代金が支払われたら完璧だったのだが…。
1ヶ月近く経っても身代金が支払われない。
警察はちゃんと捜査してるのか、ハイネケンの会社は経営者を心配し身代金を支払う気が無いのか…?
いよいよ仲間内でもイライラや不安が募り始める。
現状維持、ハイネケン解放、ハイネケンを殺せ、そもそもやるべきじゃなかった。…
さらにそこに、ハイネケンの傲慢な言動…。
やっと身代金が支払われる事となり、再び好転したかと思いきや…。
今も謎めいた部分があるというこの事件。(あ、勿論、事件については全く知らなかった)
事件の顛末は描かれているが、事件の捜査視点やどうやって事件が解決したかは描かれていない。匿名の情報があって、犯人たちの特定や事件解決になったとか。
事件を捜査側から見たかった人には期待してたものとは違うかもしれないが、本作はあくまで犯人たちに焦点が絞られている。
絆や友情が固かった若者たち。
犯罪に手を染めた時点で、それが崩壊する事は目に見えていた。
が、彼らには見えていなかった。大金という欲に目がくらんで。
大金を手に入れた事は出来たものの、結局は逮捕。
失ったものの方があまりにも大きかった。
それは大金より欲しかったものなのか…?
友情、自分の人生…。
彼らの末路は哀しいが、自業自得でもある。
犯人たちを翻弄したハイネケン。
でも、単なるワガママジジイって感じ。
せっかく“ハンニバル・レクター”なのだから、もっと知的で圧倒的な存在感あるキャラ彫りをして欲しかった。
先述通り、謎めいた部分もある事件。
事件の詳細が明かされるのも興奮だが、事件がひと部分謎のままなのも魅力。
それもまたミステリー。
期待していたストーリーとは違った
が、とても面白かった。
当時だから初手で捕まらなかったってだけの話。
だが、ハイネケンの言った
裕福”には2通りある。
莫大な金を手にするか、
大勢の友人を持つかだ。
両方はあり得ない。
至言。
正にこの通りになった彼ら。
そこに注目して観ると当時の経済危機がどれだけの物だったのかがわかるような気がする。
残念なのはアンソニー・ホプキンスを使っているのに活かしきれていない。
彼独特の経営者ぶりなセリフを聞きたかった。
実話ベースの脚色不足
実話作品は、こんな事ホントにあったんかいな!という驚きや、こんなバカな奴いるか普通!という笑いが元々あれば、そこだけクローズアップして観せれば面白いが、この作品の様に、一つの事件の顛末を一通り流されても面白くない。
実話ベースのフィクションとして、もっとホプキンス御大に暴れて欲しかったが、実在の大企業のご機嫌も損ねてはいけない事情もあったのかも。
なのでホプキンス御大が食べちゃうのはバンバンジーで、
私は大勢の友人がいい。
“裕福”には2通りある。
莫大な金を手にするか、
大勢の友人を持つかだ。
両方はあり得ない。
名言でした。
あたしは後者でありたい。
アンソニーホプキンスが出てるというだけで録画した映画やけど少し考えさせられる作品です。
そして、彼の演技は今回も最高です!!
知的で紳士な役柄はハマりすぎる♥♥
微妙に物足りなかったような
つまらなくはなかったけど面白いとまでは言い難い的な、何とも中途半端な感想ばかりが浮かんでしまう映画でしたかね。
これは実話を基にしたのが逆に仇となったのかな、サスペンス映画を見ている感覚よりも、どちらかと言えばドキュメント映像を見ているような感覚の方が強かったです。
事実をなぞるだけでなく、もう少しスリリングに描けていれば、サスペンス映画としてもっと楽しめたと思うのですが、盛り上げ方がいまいちで、こう言うことがあったんだ~ぐらいの感覚しか得られなくて、サスペンス映画として見るにはやや微妙だった印象ですね。
題材的に作り手によっては手に汗握るスリリングな心理戦が見れた話だと思うので、そこはちょっと残念だったなと思わずにはいられませんでした。
また何せ誘拐されたハイネケン氏を演じたのがアンソニー・ホプキンスでしたから、尚更妙にそこに関して期待してしまう部分があったので、余計に物足りなさを感じてしまいました。
まあ勿論、ハイネケンはレクター博士ではないので、見る側が勝手に期待し過ぎただけなのかもしれませんが、でもあらすじにハイネケンに犯人側が翻弄されていく的な文言があったので、やっぱりレクターばりの狂気を勝手に期待しちゃうのは仕方ないことですよね。
アンソニー・ホプキンス自体はさすがの存在感で、物凄い威圧感を感じました、しかし予想以上に出番も見せ場も少なかったのは返す返すも勿体なかったなと・・・ある意味ジャケ写詐欺的部分もあったような(苦笑)
誘拐事件そのものに関しては、計画→実行→コトの顛末と全てにおいてある程度見入ってしまう部分はありました、変に期待し過ぎなければそこそこは楽しめるのではないかなと。
でも何となくサクサクと言うかあっさり感があって、スリリングさに欠けた印象は否めず。
まあどちらかと言えばメインは犯行グループ内の友情・葛藤、そして崩壊していく様を描いた話だったようでしたから、まあそう言うものだと思って見ている分にはまずまず見れる映画だったのかもしれません。
ただそれにしては犯行グループのメンバーのキャラ立ち具合が微妙ったかな。
かろうじてジム・スタージェスとサム・ワーシントンが演じた人物は何となくキャラが形成されていましたが、皆幼なじみであることやどんな人生を歩んできたのか、その辺りはいまいち伝わってこなかったり、犯行を企てるに至る状況もしっくり来なかったりと、どこにも感情移入できなかったのが何か惜しい作りだったなと・・・。
何気に一番の驚きはエンドロール前のテロップで表記された彼らのその後だったかも!
なんだかすっきりしない
ハイネケンとのやり取り、警察との駆け引き、に重点を置いて進んでいくのかと、思って(期待して)いたら、どっちかというと仲間同士の衝突、それぞれの内面的な葛藤がメインで、ちょっと何とも言えない、良い、とは素直に言えない、すかされたような、そんな感じでした。
あと、結局は捕まる、ということなので、爽快感がないです(実話に基づいているとのことなので、これは仕方ない)ああ、またバカなことやって、といちいち溜息する。
なんだかすっきりしない、そんな映画でした。
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