ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声のレビュー・感想・評価
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天使の歌声
苦境に負けない生き方を見つけられる(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
どんな環境に居ても何時かは自分の居場所を見つけ逆境に打ち勝てる自信を身に付けてくれそうな作品です✧ \( °∀° )/ ✧
主人公が最後に与えられた場所でどの様な人生を送ったか続きが有れば更に感動したかも知れませんね♪♪♪ ヽ(・ˇ∀ˇ・ゞ)
お勧めの映画とか言いようが無い
思ったより良かった
ステットがんばれ!
シネコンでの公開時は時間とお金の都合で見送ったこの映画。シネコンでない映画館で会員500円で観られるとなり、見てまいりました。
もともとgleeのアーティ役のケヴィンマクヘイルが出てるってゆうことでチェックしておりました。
アーティが立って歩いてる!というところにまず感動。glee好きにしかわからないときめきポイントです。
大人がダメで子供らしい子供時代を奪われた子供の悲しみに、私は敏感でして、最初っからステットに、あんたはわるくないよ、と語りかける気持ちで見ておりました。
テキサスの学校の校長先生が素晴らしいですね。ニューヨークまで来てくれたしね。ステットと元校長先生の語らいで泣きました。
あとは、虐められて逆ギレしないか心配してましたが、、、予想通りやっちまいました。
それでもデヴォンの方が卑怯だ!と思う私。
ステレオ壊すのも、ガラスを割るのも、もちろん暴力は良くない。でも、彼の気持ちは分かる。
踏み込みが浅いと思う部分もあります。
特に、父の突然の心変わりは唐突です。特にステットが家族を求めているようにも思えなかったですし。何もなくて全てに怒ってる感じはありましたが。
でも、ステットが笑って暮らせる未来があり得る雰囲気で終われたのは良かったです。
にしても、ステット父の妻は大変心が広いよね。夫の隠し子との同居に同意してくれるなんて。一生妻に感謝しなさいよ、お父さん!他の女は切ったんでしょうね!!
メサイアのソロは吹き替え?とちょっと思いました。
バックグラウンドが薄い
ボーイ・ソプラノとは生まれてから声変わりまでの限られた時間にしか与えられない天声のことをさすが、本作のテーマもまさにここにあり限られた時間で自分に何ができ、どう成長するかという合唱団物語らしからぬ大人びたコンセプトには興味を抱かせる。
だが、各々の成長を窺うにあたりバックグラウンドの説明が浅すぎるのが難点。
本作が長編デビューとなるギャレット・ウェアリング演じる主役の少年ステット。複雑な家庭環境で育ち学校では手に負えないほどの不良少年が、名門音楽学校へ入学してから生まれ変わるかのように心身ともに成長していく姿のギャップに惹かれる面はあるが、元々天性の歌声を持っていると将来を嘱望された背景が不透明。ここがはっきりしていない限り何をされても説得力に欠けてくる。
そして、名門学校でステットを指導するダスティン・ホフマン演じるカーヴェル。初登場時からとっつきにくい頑固親父の風貌を漂わせ、とにかく規律に厳しい。それだけに入学当時の不良っぽさが拭えないステットに対しては厳しくあたるが、少年の地道な成長と同時に天性の声が本領発揮してくると見る目が変わってくる。少年の時期に挫折を味わい、今は指導者として少年の時に成し遂げられなかった頂点の道を一歩ずつ上がっている。そんな彼の前に現れたのがステットという天才少年であり、今の彼にとって天性の才能は必要でもあり、妬むものでもあった。
各シーンでカーヴェルの心情は意外にも単純に理解できる。だが、ステットが音楽学校で挫折しかける時に初めて自身の過去を話しだすが、これもステットの天性の背景が不透明なのと同様になぜそうなったのかという話が淡泊すぎるため理解し難い。
ここをちゃんと描けていればカーヴェルを深く理解でき、ステットとの触れ合いの見方も違った角度から楽しめたのではないかと思うと非常に勿体ない映画だと感じてしまう。
ラストは納得いかない
歌声ものは作るのが難しい。その意味ではハイレベルだとは思ったけど、内容は無難だった。ダスティン・ホフマンは良かったけど。
主人公の少年の追い込まれ感が中途半端だ。だたのいたずら小僧でしかない。救われない人間が唯一、歌によって立ち戻る内容に説得力が欠ける。
父親にいたっては不必要としか思えない。父に受け入れられることがドラマにおけるカタルシスなわけがない。自分を捨てた父親が歌で成功したから息子を認めてむかえにくるなんて、バカにしてるとしか思えないのだが。
物語はいたってシンプル。 でもそれが良かった。 恋愛要素などがなく...
主人公に最後まで共感できない。
ダスティン・ホフマン以外可もなく不可もなく良くまとめられた一本。
ネタの取り方は目新しく面白いし、演出も上々。
なれど我侭問題児の主人公がたいした苦労もせず、大きな意味で甘やかされてハッピーエンドというのはやや興ざめた。
ただしライバル指定を演じた役者さん方は、いい意味で気持ち悪くて良かったな。
ダスティン・ホフマン氏の熟練の存在感がなければ、かなり評価は変わっていたはずの作品。
スシ
天使の歌声
才能は、放っておいたままでは役立たず。努力して極めてこそ、生きるのだ。
ひとつのことを極めることは、努力をもってして成しえることができる。そして、それを手放すことになっても、けして無駄ではない。極めた経験が、その人間の自信になってその先の人生の成長の手助けとなるのだから。ステットはそれがわかっているから、取り乱すこともなく、前を向いて生きていけるのだ。
それを、カーベル(ダスティン・ホフマン)が教えてくれた。
ほかの教授陣も、大人とはどういうものか、世間の汚さも含めて教えてくれた。
ステットは、ひと回りどころか、人が変わったように成長できたのだ。
それが、美しい歌声とともに、鑑賞後の余韻に響いてきて、すがすがしい気分にさせてくれた。
ただ、僕自身の「セッション」の後遺症のせいで、いつカーベルが、悪辣な仕打ちをはじめるのかドキドキしながらだった。余計な心配だったが。
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