「夢から覚めたよう」ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声 ジジさんの映画レビュー(感想・評価)
夢から覚めたよう
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この作品を鑑賞しながら、学生時代の部活を思い出してた。
学生時代の部活って、頑張ってる間はこの限られた空間とか、人間関係とか、今自分が頑張ってる事とかが、世界の全てで、それ以外は割と見えなくなる。
それが学生時代特有の部活の醍醐味だったりするんだけど、終わってしまうと、世の中ってもっと広いんだなった気づかされる。
この作品も、ボーイソプラノと呼ばれる少年のわずかな期間しか出ない高音域の歌声が題材だ。
声変わりしてしまえば、もうでない音域。
主人公が声変わりしてしまったところは、まさに夢から覚めたような、感覚になる。
ラストはいい終わり方でよかった。
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