貌斬り KAOKIRI 戯曲「スタニスラフスキー探偵団」よりのレビュー・感想・評価
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劇中劇が面白い
楽屋の話いらないんじゃないかな。そのお陰で佐藤みゆきが出てるから観に行ったってのはあるけど。 役者さんも舞台役者さんだから、舞台での演技はうまいのね。でも楽屋で自分の役を演じるのはうまくないの。 劇中劇の話の内容とか、盛り上げ方とか良かったな。舞台観に行けば良かった。
役者魂
簡単にいうと、長谷川一夫が顔を切られた事件は何故起きたのかという舞台の千秋楽を演じる人々をみる映画で、ところどころ楽屋の様子になるけれどほぼ舞台1本全部とその楽屋という、映画をみながらにして同時に舞台も1本みられてしまう何とも豪華なつくり。 映画は千秋楽当日の公演前から始まるが、ここで面倒なことが起き、役者や監督の性格と舞台のクライマックスが説明され、なんとこの映画のオチまでがみえてしまう。 舞台は始まりオチに向かってどう展開して行くか…劇中劇はなかなかコミカル且つシリアスで序盤は笑いも多数。 劇中劇に見入り、映画に見入り、笑ったりハラハラドキドキしたり、泣いた訳ではないけれど最後は何故か眼球にほんのり熱を感じた。
緊迫感!でも、笑いも。
往年の二枚目俳優長谷川一夫に顔切り事件をモチーフにその謎解きに迫るという内容。劇中劇では洪水のような台詞に圧倒されたり、 緊迫感の中で笑わせられたり、飽きずに時間を忘れて楽しめます。
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