「つまらない、ではなく、不快。」シェル・コレクター 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
つまらない、ではなく、不快。
この映画、カッコつけすぎなんじゃない?
感性でストーリーも映像も作っちゃえば意味わかんなくてもよくね?みたいな?
環境破壊を匂わせればカッコいい?ってな感じ?わかんないけど?
学問一筋の盲目の孤独な初老をリリーフランキーに任せれば何とかなるかな?的な?
そんな風にしか見えない。
駄目だね、受け入れられない。
あのね、
眼が見えないんだから、そんなきれいに整えた髭なんかにするな。
浜辺も一人で歩けるくらいなら、杖は、ドアの横の籠に一発で入れろ。
水以外の食料はどうしてる?どこからリンゴがやってきた?
だいたい、助手のひとりくらいいないとその生活は成り立たないだろ?
なんで、しのぶのキャラはあんなぶっとんでる?
奇病を直してもらうなら、コレクションをぶっ壊して脅すな。
虐げられて差別されている人々(沖縄とはっきり言おうか)は、自分たちが差別されていると声高に叫ぶが、じつは、それを逆手にして「反差別」活動をする人たちでもある。その構図がこの映画からにじみ出ていて不快だ。
コメントする