「しょうもな、アホー!」ピンクとグレー アサシンさんの映画レビュー(感想・評価)
しょうもな、アホー!
オチが微妙だけど、原作をよくこれほどアレンジして引き揚げた!
どうにもならない原作に血が通うミステリーに仕立て上げた。
前半のカラーのシーンではどれだけ陳腐なストーリーかと思うが、モノクロになると、何か謎めいていて、興味が湧いてくる。
子供たちの秘密を他人に暴露する宮崎美子には違和感が有る。
中島が演じる役は、自信家の割に、人に頼り、すぐ暴力を振う、色気に弱い、ので共感は感じられない。
彼の関西弁も脱力ものだ。
しかし、曲がりなりにも、そこそこのミステリーには出来ている。
ヘタレな原作をここまで高めた脚本家と監督のを褒めてあげたい!
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