「逆かぁーーー」ピンクとグレー an7さんの映画レビュー(感想・評価)
逆かぁーーー
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※ネタバレあり
近くの映画館で上映していないので、
わざわざ遠くまで行きました!
なぜなら、菅田将暉が出るから(^^)
もちろんそれだけじゃないです。
原作を読み、映画ではどう変えてくるのか、
各俳優さんはどんな演技をするのか、
それを楽しみに、鑑賞しました!
前半部分、青春を感じさせるシーンのはずなのに、
私は少しモヤモヤしました。
それは登場人物が、小説を読んで思い浮かべていた人物像と違っていたから。なんでだろう…と思っていたけど、それもそのはず!
前半は現実ではなく、代役ですからね。
原作と予告から、前半が現実のシーン、後半からが実写化映画になると思っていたけど、
まさかの逆でした。
一瞬、えっ…?となったけど、衝撃とまではいかなかったですね。
小説での石川さりの性別に関する叙述トリックの方がある意味衝撃的でした笑(気になる方はぜひ小説を読んでください)
でも、映像でしか再現できない仕掛けになっていて、
映画にした意味が十分あると思います。
グレーになってからの登場人物の変容っぷりには、
驚きましたね。こっちが本当の姿をだと思うと、
なんとも言えない気分になりましたが(^^;;
菅田くんは、さすがです。様々な役をこなせる彼は、
まさに俳優の鑑です。
映画も原作同様、芸能界の機微が痛いほど伝わりました。映画・原作それぞれ良さがあったけど、
私はやはり原作ファンですね。
遺書の内容や、ごっちのりばちゃんに対する優しい思いを、映画でも出してほしかったです。
またラストも原作の方が好きです。というより、
映画は終わり方が切なくて残念でした。
もう一回小説、読もうと思います!
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