「しょーもな。」ピンクとグレー 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
しょーもな。
まさに劇中の言葉通り、「しょーもな。」い一本。
演技が酷い・話の見せ方が面白くない(原作は未読なので)・演出が凡庸=お約束の邦画止まり。
行定監督の仕事と「62分の衝撃」に期待していたのだが。
たいした驚きもなく、そこから続くだらだらとした展開。
いまいち効果が疑問なモノクローム。
同じどんでん返しでしょーもない繋がりでも、これならば「イニシエーション・ラヴ」のほうがマシだと思ってしまった。
まだ「騙そう」という創意工夫があった分だけ。(あまりにバレバレで、失笑ものだったが)
この作品で驚き満足する方を揶揄するつもりはないけれど。
世界にはパッと思いつくだけでも「愛してる、愛してない…」などのどんでん返しの傑作がある。
これを入り口に、ぜひ映画の視野を拡げて頂きたいなと思う作品。
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