「意外性はあるものの・・・。仕掛けが全ての変化球・サスペンス。」ピンクとグレー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
意外性はあるものの・・・。仕掛けが全ての変化球・サスペンス。
【賛否両論チェック】
賛:ストーリーに仕組まれた〝仕掛け”が秀逸。ガラッと変わる世界観に、鳥肌必至。
否:悪く言うと、意外性だけ。後半になればなるほど、難解さや意味不明さが目立ってきて、飽きてしまいそう。ラブシーンも思いのほかあり。
この映画で特筆すべきは、何といってもその〝仕掛け”。あまり言うとネタバレになってしまいますので、詳しくは実際にご覧いただきたいのですが、
「おお、そう来ましたか!!」
っていう、ステキな感じです(笑)。
ただ逆に言うと、
「それ以外はあまり・・・」
と思ってしまうのも、また事実(笑)。前半は結構淡々とした青春ドラマが描かれ、後半になればなるほど、理解しにくい言動の登場人物や、難解なかけ合いが増えてくるので、案外退屈してしまうかもしれません。
ラブシーンもかなりありますので、ご注意を。良くも悪くも、〝仕掛け”が全ての作品です。
コメントする