マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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落ち着いて見られる大人な作品
波形で例えると高めのところで上がり下がりが少なくほぼ平行移動、といったところ。
メール誤送信とそれにまつわる一連の件はてっとりばやく波をつくるという作り手側の思惑がありありと感じられ、更に劇中の話の流れでもそこだけ浮いてしまっているため、なんとも興醒めしてしまったが、その点以外は普通に鑑賞できた。ロバートデニーロ扮するインターンが職場の若い連中(アンハサウェイ扮する会社社長含め)と徐々に心通わせていく過程はコミカルに、それでいて暖かく描かれていてよかった。
普通に見れるが、あっさりしすぎ。一回見れば十分。
ロバート・デ・ニーロみたいになりたい
普段はSFとかアクションばっかり観てるが、久々にこういう作品を観て新鮮だった。
アンハサウェイも綺麗だし、ロバート・デ・ニーロがカッコよすぎた!あんな人になりたい。
観終わったあとは、すごいいい気分だった!
毛嫌いせずして観るべし
なんだか役者と設定のせいか「プラダ」の後日譚のような感じがしてシラけてしまったところはあったものの、十分面白かったです。ときどきはさんでくるギャグもよし。
ただまるでAnne Hathawayが主役のような日本のタイトルと宣伝の仕方はおかしかったかな。原題や入りからしてもDe Niroがメインの映画だった。
ベンは30女のための妖精。
プラダを着た悪魔は納得いかないストーリーだったんですよ。冴えない彼氏の元に戻らない方が良いだろうと思えてね。
で、マイインターンはやたらとプラダをきた悪魔の⚪︎⚪︎が!と謳ってるもんだから、わたしの口には合わないかもと思い、優先順位低めだったんです。でもでも面白いって聞くし、ちゃんと調べるとプラダをきた悪魔とは監督が違って、恋愛適齢期の人らしい。恋愛適齢期は大好きだしなぁ。
ということで、観てきました。結果、よくできてるなぁという感想です。
あの作品のあの人が!に気づく楽しみもありました。
ピッチパーフェクトのイケてないのにいきってるボーイズグループのリーダーの彼がインターン達の案内役でしたね。
ほんで、きっと星のせいじゃない。の失明してたガスの友達の子(ハッピーエンドか書けるまでの弟くん)もシニアインターンの面接官としてちょろっと出てました。この子かわいいよねー。ナットくん?かな。
こういう役者のリンクを見つけるの好きです。
では、本筋の感想ですが、
ベンがかわいいです。デニーロったらますます可愛げを増してて、良かったです。
んが、ベンは絶対実在しない男性ですね。
やもめの70男が、30女の悲哀にちょうど良く寄り添えるわけないんです。30男だってほとんどがダメなのに、さらに前時代の男がフェミニズムをデフォルト装備している現代の女をあんな風にスマートに支えられるわけがない。
なので、ベンは妖精なんですよ。われわれ30女のための妖精なんですよ。そのように思ってベンを愛でました。
70になっても色気もあって、順応性もたかく、さらっと気がきくなんて!素晴らしい男性像ではありますが、いるわけないことをちゃんとわかる程度にあたしも大人ですから。使い込んだビジネスアイテムやグラデーションに整えられてるネクタイや、すごい量のビジネスウェアがいかしてましたが、どこのエグゼクティブやねん!って感じでしたが、まぁフェアリーなんでwなんでもありっす。
鏡の前で瞬きしながら笑顔の練習とか、すげーチャーミングでした。
雨に唄えばを見て涙ぐむ70男って、絶対妖精さんやないですか!
アンハサウェイ演じるジュールズは、がんばりが独りよがりになりがちな新米社長で、育メンの夫ともすれ違い中。その等身大の苛立ち、悲しみに共感しました。
プラダをきた悪魔の役があまり好かんかったので、というか、あんまりアンハサウェイが演じる人に共感したことがなかったのですが、今回はしましたねー。
一番グッときたのはシスコのホテルでのベンへの相談あたりから、ブルックリンの自宅で涙を浮かべながらバスタブに浸かっているシーンあたりですね。特に、バスタブのシーンはセリフもないのですが、夫婦の歯ブラシ、夫婦のローブを見つめながら思い悩む姿にこっちも泣けるぜという感じでして、ジュールズの感情が伝わってくるいいシーンでした。
おかーさんとの不仲描写は家屋侵入のための布石って感じで若干あざといなーて思いましたが、まぁいいでしょう。
笑いあり、涙あり、ハラハラも多少ありの普段映画を観ない人でも楽しみやすい感じですね。かといってごちゃ混ぜ感が強いわけでもなく、うまくできてるなーて思いました。
ベンからの肯定という、現代を生きる30女への応援も、嫌味がなくすっと受け入れられますしね。いいと思います。
丸いデニーロ
いや、いや、良かった!
古風な企業である程度の役職についていた爺さんが、
新しい環境で心機一転、娘ほど歳の離れたボスのもとで
インターンとして働き始めます。
どんな雑用も嫌な顔ひとつせずこなしながら、時には
若い同僚たちが抱える問題に助言を与え、時には大胆に
問題解決に挑み、やがて会社にとってかけがえのない
ひとりとなっていく、その姿に、自分のダメさを痛感して
しまいました。
誰よりも人生経験は豊富なのに、決して傲慢になることなく、
鋭い洞察力で誰よりも真実を見抜きながらも、常に他人への
思いやりを忘れずにベストな結果を導き出す…
こんな人物像こそ理想の上司、そして老人。
働くということへの姿勢、歳の取り方、この2時間で
多くを学んだ気がします。
にしても、これまで演じてきた役柄を全く想像させない
デニーロはさすが。
「みんなのおじさん」ベンとしても、役者・デニーロとしても、
すごく円熟した感じです。
ベン(デニーロ)について長々と語りましたけれども、
アン・ハサウェイも彼女の家族も、ちょっとヌケてる同僚達も、
皆、いい雰囲気出してました。
ただデニーロがすごすぎます。
とても期待してみた
評判の良さに過剰に期待してしまったけど、やはり期待通り良い映画でした。
温かな涙も溢れて気持ち良く見終わりました。
ロバート・デ・ニーロ演じるベンが完璧過ぎる紳士なのは出来過ぎのようにも感じたけど、そんな人も居るかもしれないと思わせるのは演技力のせいでしょうか。
アン・ハサウェイ演じるジュールズがバリバリのキャリアウーマンでありながら家庭も大切にしたいと思う女性なのが良かった。
専業主夫として彼女を支えてきたダンナさん、大切なモノが何か?それに気付いて良かった。上手くまとまり過ぎて終わった感もあるけど、それも良しってことで。
素晴らしいです!感動します。そしてこういう関係が羨ましいです。
とても素晴らしい作品だと思います。
女性若手社長の苦悩に真剣に向き合える
熟年インターン。
育まれる友情。
とかくありがちな友情物語や恋愛物語とは違う
本当の人と人の支え合えう関係。正直羨ましいです。
ロバートデニーロがこういう演技をされるのも
すごく驚きで新鮮で格好よかったです。
so good!
とても自由なアメリカンスタイルに魅了されました。
働く女性の社内における人間関係、
あるいは専業主夫をもつ女社長の家庭環境を
女性目線で描かれていて感情移入しやすかった。
人間味溢れる作品ではないでしょうか
満喫、満足
今更ですが色々まとめ見してきたのでレビューをば
傲慢な主人公に諧謔を弄する老執事(バットマンのアルフレッドとか)が好みな方はぜひ見るべき!どちらかといえば女性向きの映画
主人公は70歳の老紳士、ベンですが話のメインはアパレルの若き女社長ジュールズであり、降りかかる困難や苦難に立ち向かう彼女を支え、ともに乗り越えていくストーリーになっています
人間関係がまず素敵ですね ベンは気さくでなにより気が利き、周りも明るい連中ですぐに仲良くなります
なにか問題あればベンがさっと片付けてしまうので小気味良くコメディ調のテンポで進むストーリーを楽しめます
音楽もセンス良く映画の邪魔をしません 基本明るいノリで若者の先を行き、支え導く「理想の老紳士像」を描いた映画です
とはいえ気になった点もあります まず中盤のベンの持ち上げ具合が少し無理やりに感じます
ストーリー上でベンがぶつかる壁がなく、そもアパレル業界という若者最前線の職場で70歳の老人が働くというジェネレーションギャップがまず想像される設定ですが、そんなシーンはほんの最初だけでありすぐ打ち解けあいます(まあ書類で数字を追う仕事なり雑務処理なりに回されているのでそこまで問題はないのでしょうが・・・)
あまりに順調にすぎ、また起こる問題に対してのワンアクションを周りも過剰気味に持ち上げるので少々ですが違和感を覚えました
次に服装が△ 服飾関連のお仕事ですからもちろんカジュアルについては文句なくみんな綺麗でかっこいいです
ただベンが・・・ スーツであるのはいいんですがいわゆるアメリカナイズなオーバーサイズ 動くたびに皺がよるはシャツも襟は首にうまりシルエットはだぼだぼ ザ・既製品 イギリス服ほどかっちりしていて欲しいとは言いませんが「クラシック、アンティークを愛する紳士」を自称、他称させてるんですからもう少し・・・こう・・・
アメリカのやもめのサラリーマンおじいちゃんのスーツシャツが完璧!というのも変な話であるのはわかるんですが、これもまた持ち上げ具合との違和感ががが
あとは・・・女性の社会進出への反応に対する風刺がちょっと効きすぎてる感も・・・ある・・・かな?
・・・文句の方が多くなってしまいましたがいい映画ですヨ!もっとベンの姿を追っていたい、これからを見たい、浸っていたい視聴後感
「あーこんな素敵な先達がいたらなー」とあこがれる素敵な映画 オススメです!
ラストシーン前の社内を社長とベンが並んで歩いてる姿がなんだかとてもかっこよくて印象に残ったなぁ
面白かった!
あまりにストーリーにのめり込み過ぎて、エンドロールの後もまだ続きがあるのでは?と思いまして最後まで観ました。
プラダを着た悪魔とはまた違う角度でのファッション業界。ロバートデ・ニーロもとってもよくて、是非とも観て欲しい映画の一本です。
心温まる
わざわざ映画館に行って観た映画で久々のアタリでした。
ロバート・デ・ニーロの演技が素晴らしかったです。アン・ハサウェイもオシャレで綺麗ですね〜。この映画に出てくるキャラはみんな魅力的です。
ちょこちょこ笑えるところもあって、内容も文句ナシでした。
元気をもらえました。観に行って良かったです。DVD化したらまた観たいかも。
ロバートデニーロ、アンハサウェイ等キャスティングが何よりも最高です...
ロバートデニーロ、アンハサウェイ等キャスティングが何よりも最高です‼️
ストーリーも納得‼️
笑いあり涙ありドキドキありの三拍子揃ったシネマ^ ^
点数で言うと95点ここ10年では最高点ですね^ ^
面白いです。一級品の作品やな〜て感じ。 ふっと笑っちゃう一面もあり...
面白いです。一級品の作品やな〜て感じ。
ふっと笑っちゃう一面もありつつ、内容も濃い。大人力凄い感じるデニーロが絶妙にいい。アンハサウェイもパワフル。
会話の軽妙さって言うのが溢れてて、もう感心しちゃう。愉快って思うね。しっかりと腰据えて観れる作品。年齢を重ねる楽しみを覚えました。大きなアレって違和感ないし、凄くまとまってた。
可もなく不可もなく
のんびり観ました。
デニーロは素晴らしいし、アンハサウェイも可愛いんだけど、、、それだけかなぁ。
デニーロがアンの下に付くことになって、2人が分かり合うようになるために、もっと色々確執があるのかなぁと思いきや、そーでもなくいいパートナーになってるし。
他の社員にも、気づいたらなくてはならない存在になってるし。
ダンナの浮気もなんだかんだで良い感じに和解してるし。
会社もあれよあれよといい方向へ。
何事もうまく行き過ぎるw
実際、世の中ってそんなもんかもね。
そうそう劇的なことは起きない。
だからリアルといえばリアル。
でも、映画の中くらいもっと劇的でもいいんじゃないかな~
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