「結局変化なし」マイ・インターン プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
結局変化なし
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アパレル会社を経営するアンの会社でインターンを募集。
定年退職して妻とも死別したロバートがそれに応募。
シニア枠なるものが存在して合格、アンの付き人になる。
あまりに頭の回転が速く気が回るロバートをアンは最初嫌った。
しかし紆余曲折の末仲良くなり、家族ぐるみの付き合いになる。
会社が急成長し過ぎたのと、アンが多忙過ぎるのとで、
色々と問題が起きており、CEOを招聘するという話になる。
アンは経営を続けたかったが、主夫である夫が浮気するなど、
家庭にヒズミが来ているのを認識していて、一旦は招聘を受諾。
しかしやっぱりどうしても他人を会社に入れたくなかった。
ロバートも同様に、そのようにすべきだと考えていた。
すると夫が何故か突然会社に来て浮気を告白、
心改めるから自分のためにCEOを入れるのはやめてくれと言う。
こうしてCEOは断ることとなった。
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劇場で見るのはアクション系と決めてるんだが、
あまりにここでの評価が高かったため、劇場で見た。
まあ面白いがそんなに高い評価がつくほどなんかなあ?
まずロバートの存在意義がそれほどないんよな。
もっとアンとの交流での影響力を期待していたのに、
ロバートがいなくてもきっと同じ結末になってるんだろうし。
あと浮気しとったアンの夫が突然告白に来るのも不自然。
それに結局CEOなしで、アンは従来通り超多忙な日々を送るので、
映画の最初と最後で全く同じ、何一つ解決していない。
色々な経験を経て登場人物達が少しは成長しただろうが、
多忙過ぎてヒズミの来てる会社は何も変わらないし、
夫はまた浮気をするに決まってる。
そう考えたら、何のためのロバート?ってやっぱり思う。
でもロバートもアンもいい俳優やなあ。
アンって久々に見たけど、可愛さは健在やな。