「定年後を見据え、どのようなスキルをつけるべきか、考えるきっかけにもなった。」マイ・インターン スイカさんの映画レビュー(感想・評価)
定年後を見据え、どのようなスキルをつけるべきか、考えるきっかけにもなった。
いい映画だったな。
みる人を幸せにする映画。
定年を迎えリタイアした後のセカンドライフをどう生きるのか、という
私自身も非常に関心のある社会テーマを題材にしていたので惹きつけられた。
70歳の人が新興企業で働くのって、映像の通り、ギャップがあるし、
でも単に孫育てに関わるよりも、社会で働く、仲間を持つ人生の方が
生き生きしているようにも感じたし、
定年後を見据え、今、どのようなスキルをつけるべきか、それなりに考えるきっかけにもなった。
また、アメリカ社会?にもかかわらず、女性の社会進出の壁はそれなりにあるのだなということも知り、驚いた点もあった。日本にいると、とっくの昔にアメリカは女性の社会進出は進んでいると思っていたから。専業主婦像はアメリカでも根強くあることなのだとも知って、そうした社会状況も知れて、自分自身の知的好奇心も刺激された。
さらに、
夫婦愛、離婚後の孤独、高齢者の恋愛など、さまざまな心の内面の問題も扱っていて、
特に独り身の将来の孤独については、私も考えたことのある不安、悩みであっただけなので、勉強にもなった。
こうした不安は、結婚してもしていなくても、家族がいてもいなくても、多かれ少なかれ、感じている人は結構いるのだろうとも思う。
この作品はそう言った意味でも脚本がしっかりしていてよかった。
離婚に至るほどのパートナー関係がうまく解決に致ることはとても難しいだろうけれど、
そのように至らないためのヒントも本作品から学べるような気がする。
総じて思うのは、
私はこうした社会的問題を扱った映画が好きで
アベンジャーワールド?のようなアクションものはあまり好きではない、ということもわかった。
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