「ご多分にもれない」マイ・インターン かぴ腹さんの映画レビュー(感想・評価)
ご多分にもれない
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低迷するハリウッド映画を象徴する映画。映画の佳境、2人で浮気の対応を相談するシーン、「ひとりで墓に入ること」が最大の懸念だなんて、「女性起業家といってもやはり女、この程度の浅はかさ」と馬鹿にしている。働く女性の葛藤の描き方が安っぽすぎて凍りついた。老人の絡みも特質する必然性は見出せない。最後に急に休んで一緒太極拳をやらなきゃいけないのか?
この薄っぺらいヒューマンドラマを名優達が支えている。アン・ハサウェイのファッションだけが光る映画だった。
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Tsune.さんのコメント
2015年11月4日
この映画、僕が思うに、デニーロの妄想の話だと思います。
そう思えば、ほら、おじいちゃんの描く、浅はかな若い女社長。可愛い子と一緒に太極拳。ドタバタな泥棒劇。
全て納得がいきますもん。
僕はそんな脚本演出だとしたら、この映画、スゴく良くできた映画だと思いました。
じゃなきゃ、軽すぎませんか?
天下の大俳優が演じているんですもん。