「リブートやりすぎ。」ファンタスティック・フォー ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
リブートやりすぎ。
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アメコミ界は何でこれほどリブートばっかり作るのか知らないが、
観る側としては2005年版~の印象がまだ根強く残っていて、今回
やっぱり変な気分で観終えることになった。設定は遡り、彼らは
子供時代~青年期のまだ未熟な存在で実験の成功を自ら証明すべく
無謀な行動に出てそこから超能力を帯びる展開はほぼ変わりない。
結局楽しめるかどうかにかかるんだけど、これが全然面白くない。
若手を使っているのに妙にダークで神妙な展開、アメコミらしさ
がないとは言わないけど、一層暗くなっちゃった感じで「?」が残る。
まぁ「クロニクル」の監督だから仕方ないかと思いつつ、挫折だらけ
の青春ストーリーから離れていかないのはさすがの持ち味。次は
スタジオのせいにしないで思いきりぶっ飛んだ作品を作ってみてね。
(しかしM・テラーも善悪グレーまで何でもこなすわね。頑張ってぇ)
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