「そつなく。」ファンタスティック・フォー mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
そつなく。
マーベルの出し物は、前にも映画化されたもののリブート。僕は前シリーズのジェシカ・アルバが好きだったのだが。
少年の頃から転送装置を考えていたリード(マイルズ・テラー)は、ついにそれを完成させ、ある財団にスカウトされる。
結局、この転送装置が物語の核になる。
物語の科学的背景などは、わからないなりに説得力をもって迫ってくるが、人の気持ちには案外無頓着である。
勝手に転送して、身体に異変が起こってしまった仲間を、リードが見捨てるわけないのに、ベン(ジェイミー・ベル)までが、リードを信用できなくなる。
かと、思えばあっと言う間に仲間に戻っている。
なくてもいい心の動きではあった。
ジョシュ・トランクの演出は、見やすいということを第一に心がけたような映像作りであった。
ほんとはオリジナルの企画で、なにかやってほしいところである。
30歳。
これからが楽しみだ。
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