「女優って、めんどくさい」アクトレス 女たちの舞台 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
女優って、めんどくさい
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フランス映画祭@関西にて鑑賞。今回は会員800円なので先に見てきました。
終演後にティーチインという解説トークがあり、なるへそーと思うこともありました。
ジュリエットビノシュ演じる高名な女優が、出世作の再演で、昔演じた主演の役に翻弄されて自殺する中年女役をオファーされて、そんなのやりたくねーよとごねまくるが結局やることにして、でもやりたくないから秘書に当たり散らしながら役作りし、秘書に消えられつつもなんとか上演にこぎつける、という話です。
説明がないのでわからないことだらけのままですが、なんとかついていけます。
ギョーカイ人たちもゴシップに興味があって、GoogleつかってYouTubeつかって共演者の噂とか見たりするんですなぁと、ゲーノー界の舞台裏を垣間見られるところは面白かったです。
ジュリエットビノシュ演じるマリアが、めんどくさい人で、秘書に同情です。
個人秘書との演技論、映画論、女優論も興味深い感じがしましたが、字幕だけでは噛み砕けず残念でした。
個人秘書をクリステンスチュワートが、共演する若い女優をクロエグレースモレッツが演じています。豪華共演です。
フランス映画ですがほぼ英語です。
なんか難しい哲学的な比喩が含まれた脚本らしいです(ティーチインで聞く限り)が、あまりわからなかったです。
なぜか第2部とエピローグだけ表示がありました。第1部とプロローグはないんかいと思いました。
全国公開は2015年の秋だそうです。
スイスの風景も美しいです。
蛇の雲も迫力ありです。
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