「困った二人の 困ったイタリア珍道中」イタリアは呼んでいる きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
困った二人の 困ったイタリア珍道中
オープンカー・フリークのきりんとしては
「オープンカーが出てくる映画のリスト」を、しらみつぶしに観ていた頃の鑑賞です。
オープンカーは遊び車。
乗っている俳優たちが風景をバックに綺麗に映りますから、この手の車はただの”大道具"ではなく、作品の良き脇役として活躍するのです。
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もうすぐ年末年始の連休ですが、レビューアーの皆さんは年末のご予定は?
どこかお出かけになるのでしょうか?
僕は自慢のオープンカーで、当地長野県から遠く四国〜東北など、連休のたびに長距離ドライブをしたものです。
スティーブ・クーガンたちとは違い 僕は一人旅なのですが、出先でヒッチハイカーを拾うのが大好物でして、彼らを伴い「旅は道連れ」です。
風光明媚なワインディングを次々制覇です。
車中泊やテント泊でお金を浮かせておいて、現地では最高級のお料理を頂くのがドライブ旅行の楽しみでした。
オープンカーは、目的地への単なる移動手段ではなく、移動時間そのものが一番の旅の目玉となるんです。
でもこの映画、
せっかくのイタリア旅行なのだから、「車はイタリア車をチョイスしてもらいたかったなぁ」と残念しきりの僕きりん。
でもズレまくってるこの男たちだから、これはこれで良かったのかもしれませんね、
劇中のあのオープンカー=「ミニ・コンバーチブル」は、英国車のブランドを受け継いだドイツ資本の車です。
こんなところにもEUのごちゃごちゃ感が現れるのかもなーと思います。
クリスマス休暇には
〜スイス・サンモリッツにスキーとか、
〜夏休みにはオランダにゴッホを観に 行くとか、
地続きでドライブ遠征が出来てしまう土地柄=あれが欧州EUの羨ましいところではあります。
コメディアンのスティーブとロブ。
映画よりもTV向きのキャラなのでしょう。
劇中度々おかす「カメラ目線」が、彼らのスタジオコメディアンぶりを露呈しちゃってます。
で、まったく落ち着きのない主人公の二人。素敵なオープンカフェで、大して味わいもせずに、お皿をつつきながらあれこれと喋りまくるこのお二人さん。
周りの客もホント迷惑でしょうが、
・ちゃんと会って、
・美味いものを一緒に喰って、
・ここまで大いに喋べれる・・こういう気のおけない同性の友だちは◎
ポンペイの遺体も、ローマのしゃれこうべも、そのやかましさに耳を塞ぎたかったでしょうがね。
(笑)
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おまけ
映画ドット・コムはレビューに写真をアップ出来ません、
きりんのオープンカーは、愛車ライフのSNSで覗いていただけますので興味のある方どうぞ。
[ みんカラ i.b.romeo ] のページです、
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