劇場公開日 2015年9月19日

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ぼくらの家路のレビュー・感想・評価

全26件中、21~26件目を表示

4.5子供を育てる社会を。

2015年9月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

この映画は、シングルマザーと息子二人の家族の話だが、子供を育てる社会を問題にした話でもあると思う。 少年たちの母親は、子供を放置して友人と遊んでいる。子供の世話をすることもあり、子供に全く愛情を持っていないわけではないが、深い愛情は感じられない。 子供を育てるのに必要なことは何だろうと考えると、ただ愛情があれば良いというのではないと思う。親が自分を犠牲にしなければならないとまで考えるわけではないが、自分が遊びたいとか、面倒に思うときでも、子どもの世話をしなければならない。それは、この社会に生きる親の責任だと思う。 また、この家族の周囲の人々も、無関心で、冷たく、子どもよりも自分を優先して面倒を嫌がる姿が描かれている。子どもたちにとって、味方は、施設にすらいないように見えるのだ。 そういう社会が現実にあり得ると実感するが、そういう社会にしてはいけない、子どもを育てる社会、子どもにとって安心できる社会にしなければいけないと思った。

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由由

3.5最後は感服

2015年9月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ママ、ママ言っていたのに、ママと再会した後の状況分析、決断、行動は感服した。それにしても育児放棄して男漁りする母親のクズっぷりには呆れるな。

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とむ

3.5切ない

2015年9月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

確かにガキどもはムカつくんだよ。うるさいし、悪さばっかりする。ジャックだってやなガキだ。でもその責任は子供には全くないと断言できる。断言できるが、その責任をしっかりとこちらが持てるかどうか…持てないだったら世界は老人だらけになるなぁ。人類も終わりだね、それこそ、さよなら人類。 しかしながら、子供はどんな環境であろうと育つもの。いつまでもママ、ママと慕ってくれるわけでもなく、守ってくれなければ親をも捨てる。 以上が見終わっての漠然とした感想。非常に社会的な作品であったと思う。余計なことを言うと、これは現代版大人は判ってくれないだ!と使い古された表現こそがしっくりくる。 劇中の音楽が気に入ったもののサントラが見当たらず、なんか、この映画を見終わった時のような気持ち…

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SH

4.0男児の潔い決断が際立つ社会派映画

2015年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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りゃんひさ

3.5いい話だけど…

2015年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

家なき子的な話はさんざんやられてきた話だ。その中でいかにその作品の発想、視点をもつかが大切だと思う。 どうもどこかで見たような感じしかしなかった。是枝監督の「だれも知らない」の方が全然せつない…というような感想しか持てない。ダルテンヌ兄弟の映像スタイルには全然、届いていない。 とはいえ子供の自然な演技は良いかな。

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ドラゴンミズホ

3.5子の心親知らず

2015年9月19日
フィーチャーフォンから投稿

元々しっかりした子供が更に大人になる話。 なんて賢く優しく強い良い子なんだ。 母親に悪気はなく、子供を嫌いな訳ではないのがまた痛々しい。 観終わると僅かな憤りと暖かさと切なさが心に残る良作。

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Bacchus