ホーンズ 容疑者と告白の角のレビュー・感想・評価
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よかったです、ただラストで
聖書系ミステリー、好きです。カフカの変身っぽい演出も設定も楽しめた。ただ、ラスト真犯人を合理的に追いつめ、逮捕、ってのがほしかったな。主人公は無罪なんだから死ぬこたない。し、警官も顔撃たれちゃって一番悲惨。
げに醜きは、人の心かな…
思った以上に楽しめた、正に「漫画」の一本。
「なんで?」とハテナが残る所もあれど、それはそれ。
「人の本音を引き出す」という、「角」の設定がとにかく秀逸で、ラスト近くまで飽きなかったのが良かった。
頑張っていたラドクリフ君でなくとも、軽く人間不信になりそうになるけれども笑
そこに絡めて、エロもグロもバッチリ。
タイトルロールが出るまでの流れと見せ方が秀逸で。
世代の近いアジャ監督の、音楽とビジュアルのセンスはやはり見事だなぁと実感した。
良い意味でハジけた、コレぞB級作品。
ファンタジー
時代背景は現代で設定も普通の世界なのに突然現れるツノ。サスペンスとファンタジーを足してうまく割れなかった、という印象。
ストーリー自体はミステリアスで悲しいお話なのだが、なぜツノなのかという理由づけが最後まではっきりせず、見終わったあとに「結局何だったのかな」という気持ちにさせられる。
「相手の嘘を見抜けるツノが生える」という設定は良いし、真実を見つけるまでのドキドキ感を主人公とともに味わえるのは魅力。
ただ、サスペンス映画としてドキドキしていたところに、突然の謎パワー・ファンタジー要素が盛り込まれると雑に感じてしまう。
人間の醜さを垣間見る。残酷な現実と主人公の覚悟。
【賛否両論チェック】
賛:嘘に嘘を重ねる人間の醜さが赤裸々に描かれ、胸が痛む。主人公が次第に、心身共に悪魔に変わっていく描写も秀逸。
否:かなりグロいシーンやラブシーンが多いので、苦手な人には絶対向かない。キリスト教的世界観も賛否ありそうなところか。
この作品で際立つのは、何といっても人間の醜さではないでしょうか。表向きは立派に取り繕っていても、裏ではとんでもないことを考えている。実の両親でさえ、息子の訴えを信じることなく、殺人鬼だと思っていたりする。そんな残酷な現実を突きつけられ、否応なしに狂気へと駆り立てられていく主人公が、胸を締めつけます。そしてそれに呼応するかのように、その性格や風貌さえも次第に本物の悪魔のように変貌していく彼の様子が、見事に描かれています。
ラブシーンやグロシーンは想いの外かなり多いので、その辺は覚悟してご覧下さい。
ホラーではないね
角が持つ魔力に面白さを感じてしまいました。人を正直にさせる力。
しかし、ストーリーはそれほど複雑でないけれど、真犯人への道程は ワクワク見れました。
詳しくは書けませんが(笑)
彼女の主人公への愛が、ある意味招いた悲劇なのかもしれませんね。(¬_¬)
悲しい映画でしたが、素敵な映画です。オススメですね。(笑)
ホラーというよりは…
ミステリーサスペンスかな。
それにラストがしんみり悲しすぎる。
ありゃ、そこかい、って感じです。
アジャ印のスプラッターはなし。後半のスネーク達はホラー感タップリですが…。
イギリス風などんよりした空気の中たんたんと進みます。ハリポタラドクリフもこんな感じの作品が好きなのか、ハリポタ以降こんなの多いですな。
田舎の人達の恐怖の連帯感がジワジワきます。ツノのパワーで本音炸裂の設定もどこかでみたような…。
ただ久々のミステリーホラー、面白かった。
ホラーだからOK
突然の大音量とか幽霊とか驚きと恐怖のドキドキを勘違いさせるホラーには何の魅力も感じないけど、こういうホラーは面白い。
犯人探しのミステリー要素とか、彼女の抱える悩みとかはかなり早い段階で読めてしまうし、一歩間違えればコメディかとも感じる展開も、結局なんで角が生えたのかも解らないのも、そんなことは大事じゃないし「そこはホラーだから」でOKということがわからないと楽しめない映画。
大した中味はないけれど、ワクワク、ドキドキ、テンポも悪くなく、終わり方も良かった。
不思議なホラー
ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフ主演にひかれて
観に行ってきました!
愛する恋人メリンを殺害された上に、
容疑者にされたイグ(ダニエル・ラドクリフ)
苦悶の日々を過ごすうちに、
突然彼の額から角が突き出て、どんどん大きくなっていくことに?!
その角には接した人に真実を語らせてしまう不思議な力が・・
それによって、新たな真実を次々と突き付けられ
苦悩するイグ!
そうして事件の核心に迫り、真実を知ることに・・
初めはミステリーかと思いきや
だんだんとホラーに変わり
最後には悲惨な真実が待っているのですが・・
後味はあまりよくありませんでした
ただダニエル・ラドクリフの演技は素晴らしかった・・
激しいシーンでの熱演が際立っていました
変だった
恋人の殺人容疑を掛けられた男が、無実を晴らそうとするミステリーなのだが、寝て起きると角が生えていて、その角に気づいた人は心の闇を勝手にさらけ出すという変な効果があった。そのため謎解きがサクサク進むのが気持ちよかった。
子供時代の回想場面がノスタルジックでわんぱくでメランコリックですごくよかった。
主人公は体験人数一人という真面目男で好感が持てた。
面白かったけどなんでこんなヘンテコな映画を作ろうと思ったのかとても気になった。
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