「ルイ・ザンペリーニが語った捕虜体験記」不屈の男 アンブロークン eさんの映画レビュー(感想・評価)
ルイ・ザンペリーニが語った捕虜体験記
5000メートル陸上選手としてベルリン・オリンピックに出場した後、米空軍に入隊。爆撃機の墜落で太平洋を47日間漂流し、2年間にわたり日本の捕虜になった。
前半はほぼ漂流シーン。
3人の痩せっぷりが凄かった、あれはCG?実際に痩せたのなら凄まじい。
大森収容所なんとなく聞いたことはあっても、新潟県上越市川原町にあった直江津捕虜収容所の事は知らんかったのでためになった。シドニーで撮影したらしく断崖絶壁が気になるが、日本のシーンは良く出来ていたと思う。なんちゃって日本語が一切聞こえないのも好感。
ベースオンザトゥルーストーリーではなく、トゥルーストーリーとなっていた事をよく受け止めないとならないのだと思う。
ワタナベ伍長も実在してるとか。
見た目は戦メリの坂本龍一を意識してキャスティングしたのか。
東京大空襲の後を描写したりもしていて、日本軍を貶めるために作られた映画ではないと分かる。
耐え抜く事、生き続ける事が勝利につながるということを凄くアピールされるので、お国の為に死ね!特攻精神では勝てないよ〜と言われているような気になる。これが戦争に負けるということなのだろうか。
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