「人と幸せについて」恋人たち Yuさんの映画レビュー(感想・評価)
人と幸せについて
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脇役含め俳優陣がとても良かったです。
どれもメチャクチャはまってる。
主人公が複数いて、それぞれ生きにくさや辛さやもどかしさなどなど持っているが、主人公が複数いることで深く感情移入することなく立体的に「生きにくさ」のようなものを感じられた。
主人公がアツシだけだったら辛すぎて観るのは苦しかったかもしれない。
アツシが仏壇にむかって「一緒になってもいいって言ってくれた時に生まれてきてよかったなって」
とつぶやくところに涙があふれた。
人と心で繋がる幸せをとても大切に感じた。
詐欺師に騙された瞳子が呆然としながら結婚の馴れ初めを語る。
彼女はただただ人についていきながら生きてきたように思う。
最初はこの人はバカだなーと思ったけれど、時間がたつうちにバカだなとかはどうでもよくなってきて。
このおばさんも人と関わって幸せを求めながら生きてるんだなと。
人との幸せを考えさせられました。
もういない恋人との幸せはアツシには戻ってこないけれど、笑顔が戻るように祈ります。
ラストの空やチューリップに気分が救われました。
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