PKのレビュー・感想・評価

久しぶりにとても素晴らしい映画を見ました。笑いや涙に込められたたくさんの愛。エンターテイメントに織り込まれた強いメッセージ。誰もが自分の「思い込み」の中に生きていて、時にそれが自分や他者を苦しめる。でも、それを取っ払う勇気を持った時、見えてくる新しい世界がある。「愛」を謳うのは簡単だけれど、それに伴った行動を私たちは取れているのだろうか。そんなことを考えさせられました。この世にたったひとつだけ大切なことがあるとしたら、それはやっぱり「愛」なんです。

あっという間の3時間。映画館を出るとき、自分を縛っていた見えない鎖がほどけ、体が軽くなっているのを感じると思います。2016年も約50日間。いろんな思いが去来する時期でもあると思いますが、今年を優しく振り返り、置いていくものは置いていく。そんな心の整理をしてくれる作品でもあります。大切なものが見えてくるから。

一言でいうととても面白かったです。
「きっと、うまくいく」や他のインド映画も鑑賞したことがありまして、期待度は高かったのですが裏切られずとても満足です。

扱っているメインテーマは宗教。かなり過激なテーマですが、民族・宗教大国インドだからこそ作れた映画ですね。
ゆえに、おいおい大丈夫か…？という場面もかなりありますが、そんなに信心深くない(失礼ですが)宗教を常日頃あまり強く意識していない日本人には笑えると思います。本国インドや欧米、イスラム圏での評価は気になるところですが……。
祈り方や信じ方、信仰のためにすべきことが違っても、突き詰めていくと同じところに辿り着くのでは…？というのはハッとしました。

主役のアーミル・カーン氏はさすがの演技力、貫禄ですね。ヒロインの女の子も脇役も演技派揃いでした。
コメディインド映画の醍醐味とも言える歌とダンスも適度に挟まり、幸せな鑑賞時間を過ごせました。

ちゃんとインド映画を見るのはまだ2本目というボリウッド初心者ですが、インド映画の魅力が何となく分かった気がします。

なんていうか、カワイイね。愛おしい。ハッピーになる。

本作は宗教を扱ったコメディですが、なかなかキレ味のある作品かなと。インドでの反応は分からないけど、コレ怒られないのかなぁと思うところが結構あって楽しめました。

自分を含め日本人が持つインドのイメージもそろそろ改めないと。インドはもう自分を探しに行くだけの所じゃないなと。これからのインド映画も楽しみですね。

　世界中の神様が、お金と戦争を愛して止まない訳を、エンタメ映画で知るなんて、奇跡のようです。かなりきわどい題材を、綺麗にまとめましたね。
　インドとパキスタンが、核ミサイル打ち合う、壮絶な漫画ありましたけど、私、インド人、あなた、パキスタン人と云う印があるわけでもないのに、人は、人をカテゴライズしちゃうんですよね。きっと、味方がいないと、恐怖に負けちゃうのが、人の性なんですね。だから、本作のﾞ恐怖ビジネス"が、成り立つのでしょう。まぁ、私自身、いくらお金使ったのか、分かりませんけど。弱い心を免罪符で誤魔化すのでなく、弱さを受け入れる強さが、要るってことかな。
　聖なる酔っぱらいの伝説っていう映画タイトルあるそうですが、本作にも当てはまりそうですね。恐怖に怯える私達は、何に酔っているのか？。人はどんなことに恐怖を想像、あるいは創造するのか？。そもそも、創造主に、人を救う義務はあるのか？。主の名を騙る人は何を代弁…健康チャージ体操でもしながら、考えてみましょうかね。
　理屈なしに、楽しいですよ。みんな観てね。ただ、個人的には、ラスト2分、ない方が…。その方が、余韻を残す仕上がりになると思うのですが。

冒頭からSF感、シュワちゃんみたいだなとか

純粋だからこその疑問が先入観無しにPKによって描かれる

PKは神がいることを疑わない
この映画は神を否定せずに神の嘘の代弁者を暴くことにしたのが良いところ

ヒロインは可愛い

ヒロインとその彼が出会う町デンマークの美しさと違和感のあるインド節と踊りなかなか強烈

PKは宗教に人間は必ず属すると行ったけど日本のような熱心な宗教がなかったり完全に無宗教なところがあると知って欲しかった それだと成り立たないのだろうけど
知ったら知ったで習慣と宗教が一致してないのに面白がって欲しい

「きっと、うまくいく」が生涯No1映画なので期待して観てきたけど、面白かった。アミールさんは顔芸上手いし、常識を知らない変わってる役が上手い。それで50歳でムダにガタイが良い。インドの歌は色っぽい歌声ですね。

皆が絶賛するほどの笑い、お涙はなかったが、チープな作りの中の話の構成がうまい。2時間半と長い映画ではあったが、あっという間に終わった。普通に十分楽しめる映画でした。

きっとうまくいくから比べると流石に変な話すぎないかと思ったけど、キッチリ笑いと涙と驚きがあった。良作。
日本人にとって、テーマとなる宗教観がピンと来にくいところと、メイン人物のイケメンが、余りに平井堅に似ている点がノイズ要素か。

宗教、人種、国籍などの矛盾を痛快な根本的真理で解き、笑いに変える。この映画で世界が、少しでも平和に変えられ事をのぞみま〜す！

難しいテーマをこんなにピュアに切り込むなんて。
あっという間の2時間半でした。

以上でした。
涙も溢れました。

きっとうまくいくが素晴らしかったので、前情報入れずに鑑賞。ストーリーが、そうくるか！という展開ばかりであっという間だった。いきなりミュージカルになるし。その強引さもインド映画のすごいとこ！アミールカーン相変わらずエミネムに似てるなーという雑念が拭えなかったけど、すごい俳優さんですね。ヒロインもとってもキュートだった。

笑えて、グッとくるシーンもあって、
面白い映画でした^ ^

ただインドの宗教観や
他国との文化的関係性について
勉強してから観れば、もっと
楽しめただろうなぁとも感じました。

嫌いだったけど、センスが良くなって、そして(涙)。
嫌いな顔なんだよねー、どーしても踊りたいのね。それがあるから2時間半なんだよ。

顔かな？笑
ローワン・ワトキンソンの再来かと思いました。
インド映画は初見でしたがこんなにも楽しいとわ笑
近くに座っていた誰かの香水の匂いが素晴らしく雰囲気とあっていて、なんちゃって4DX体験できちゃいました笑 ありがとう！誰かさん笑

宗教間の争いへの問題提起+αみたいな感じ。
とにかく面白い。笑いもあったし、たまに入る踊りにはテンションが上がらざるを得ない。伏線回収も見事。見所はたくさんありますが、演者だけではなく、情景も良かったので是非笑

これは円盤絶対買う笑

12時からの一本しかやってませんでしたが、祝日ということもあり空席は少なく感じました。客層は夫婦、親子もしくは1人で、若い世代はあまりいなかったですね。

あとトイレには行っといた方が良いかと思います笑

追記:TOHOシネマズのポイントが6つ溜まっていたので、2回目も行ってしまいました笑

盛りだくさんの恋の映画。
ハリウッドリメイクされませんように。

すごいすごいすごい！
すごいやこれ！！

笑って泣いて息を呑んで大感動。
涙ハナミズじゅるじゅる(ToT)
そして心洗われる。

台詞も演出も役者も演技も音楽も、
笑わせ方も泣かせ方も、
予想通りかと思えばその上を行く展開も、
鋭い切り込みもリアリティも、

非の打ち所なし。完璧。

今まで観た全映画の中でも
間違いなく one of the best！

たくさんの人が関わり、お金と時間をかけてつくった映画だから、軽口を叩いてはいけないのかもしれませんが、僕は染みなかった。

『きっと、うまくいく』を「前作」という呼び方をしてしまったから、ついつい比較とか期待とかして見てしまったのが、いちばんよくなかったのだと思います。

例えば『きっと、うまくいく』が生涯ベスト5に入る映画だと評価した僕が、「この監督と主演の役者の映画、絶対裏切らないよ！」って、この作品を見ずに、何も知らない友達を誘って映画を見たとしたら…。
多分、帰り道は沈黙になってしまうのだろうと思ってしまいました。

インド映画に馴染めなかったとか、そういう理由は全くありません。
内容もわかりやすかったし、大事なことを伝えようとしていたし、それなのに重くなくて楽しむこともできる映画だとは思いました。
だけど、僕には響かない映画だなぁと思いました。

2時間半と長めですが、長いからこそどっぷり世界観に浸かれる。

インドと、ちょっとイメージが湧かない舞台でも、いつの間にか入り込んでいました。

つまり、ほんと最高！よかった！ほんっとよかった！！
伝わらないからぜひ見てみて。

歌ったり踊ったりとあるけど
どれも楽しくなる音楽で

恋の行方が
最高でした

是非おすすめしたい！