PKのレビュー・感想・評価
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非常に惜しい(>_<)
個々の要素は最高だったのですが、
最終的な全体の構成、セリフの味わい度、
ネタの詰め込み度、楽曲の完成度、
伏線回収時のひねり具合、どんでん返し度、、
どれも「きっと、うまくいく」より低かった
気がします。
アイデアと設定、展開の妙はさすが!
と言えるのですが、何でしょう、、残念です。
が、役者陣は最高でした。アヌシュカ激カワ!
個人的には、少し若くした吉瀬美智子さんに
石原さとみのアヒル口をくっつけた感じの
インドの女の子やなと思ったけど、これって
すごくないですかね?
アーミルカーンにはやっぱ、もう少し
かっこいいシーンを作ってほしかった!
「きっと〜」のかっこ良さは尋常じゃなかった
ですからね。
音楽の洗練度もほんま凄いなって思うんですが
今回、曲数がちと少なかったのと、
アーミルのテーマ曲が毎回アレンジなしなのが
気になりました。ヒラニ監督ならもっと凝って
くるんじゃないかと期待してただけに残念です。
今回、製作にかける時間が前より少なかったのか
なと思いました。いろいろな制約があって
完全に納得がいくまで時間をかけるのは難しいと
思うのですが、ヒラニ監督には本当に時間をかけて
製作させてあげてほしいなって、ほんま思います。
だってこんなに凄いアイデアと役者が揃ってるん
だから、マジ惜しいです!(>_<)
次回作に期待してます!
お見事!これぞ名人芸‼︎
(そういえば…、と思い出したので、ひとこと追記。
今年の春頃に公開されてたフランス映画『最高の花婿』をあわせて観るのもあり、ですね。この作品も日本人にはなかなか実感できない切実な差別や宗教の問題をとても上手に描いていました。)
SF的なトンデモ設定と独特のユーモアセンスによって、描き方によってはあらゆる方面から攻撃されかねない題材を、とても巧みに、しかも正面から取り上げながら、“楽しく魅せる”映画に仕上がっています。映画における名人芸ってこういうことか、と納得。
導師とその教団も決して特別に腹黒・凶悪というわけではなく、どの国にも、組織規模の違いはあれ、必ず一定数は存在していそうなだけに、TV番組でのあのやり取りも真に迫る現実感がありました。
終盤の20分ほどは、名人の演出技になされるがまま、心地良く泣かせていただきました。
インド映画、今まであまり馴染みがなかったのですが、実に奥深い作品。出逢えて良かったです。
アーミル・カーン
宗教問題・テロ事件・人の嘘・人を信じること・人の死、等様々な要素がバランス良く詰まった映画だった。
人っていつ何が起こるかわからない。死にたくない時に死ぬことになるかもしれない。そのことを肝に命じて今を大事に生きようと思った。
アーミル・カーンがいつまでも若々しいこともすばらしかった!
PK、フォーン・ホーム
インド映画の『PK ピーケイ』は、監督のラージクマール・ヒラニと主演のアーミル・カーンは『きっと、うまくいく』のコンビ。あの映画も面白かった。
留学先のベルギーでパキスタン人青年と恋愛をし、悲恋の末に帰国したジャグー(アヌシュカ・シャルマ)。
テレビ局に勤める彼女は、ある日、電車内で「神様を探しています」というチラシを配る青年(アーミル・カーン)を見かける。
これば番組のネタになると思った彼女、留置場に入れられた「神様お探し青年」のこれまでの話を聞くと・・・
というところから始まるハナシだが、巻頭から「神様お探し青年」が実は宇宙人であることが示され、宇宙船を呼ぶためのリモコン装置を盗まれて取り返そうとしていることがわかる。
リモコン装置の行方を尋ねたところ、「そんなことは、神様にきけ!」と一喝されたことで、「神差が探し」が始まったというもの。
ありゃりゃ、無垢な者が、その無垢さにより世間に影響を与えるというハナシは、1979年のハル・アシュビー監督『チャンス』を彷彿させるが、インド映画だけあって泥臭い。
泥臭い上で、さまざまな神様を信じていることの矛盾と、神を利用している宗教屋の胡乱さを、かなり直球勝負で描いていて笑わせられる。
そんな神様ネタが全面に繰り広げられるが、骨子的には『E.T.』にボーイ・ミーツ・ガールものを絡めたもので、これまた直球だ。
短躯マッチョの体型に、彫が深くてギョロ目のアーミル・カーンは、無表情で「ターミネーター」も思い出させるが、基本的にはバスター・キートンの線だろう。
冒頭に、ジャグーのベルギーの悲恋が延々描かれて、ありゃ?っと思ったが、これが大団円の伏線になっているあたり、脚本は結構うまい(とはいえ、予想はつくけれど、その予定調和的なところも好ましい)。
ということで、相当粗っぽいつくりだけれど、気分よく愉しめた一遍。
長すぎ
ストーリーは非常に面白い。しかし、日本人には理解しがたいギャグやミュージカル風のシーンが多すぎるため長尺。インドでは大抵のえいがでインターミッションがあるらしい。マサラムービー慣れしていない自分が悪いんだけどね。主人公が50才にどうしても見えない。
インド映画って初めて見た
歌って踊ってバカ騒ぎがインド映画の特徴って聞きましたけど、歌上手い!ヒンディー語だから何言ってるかは字幕の範囲でしかわかりませんが(^^;ミュージカル好きな人ならば間違いなく楽しめると思います。
ヒロインの女優さんがスゲー美人!またこの女優さん出る映画出たら絶対見たい!
インチキ坊主ってどこの国も一緒なんだなあ。なかなか皮肉の効いたスパイシーな笑いで良かったです!
「pk」って何者?
監督の前作である「きっとうまくいく」は未見です。
全体としてとても面白かった!!
ボリウッド自体ちゃんとみたのは初めてだったけど、かなり良質なミュージカルで、難しい部分が特にわからなくてもとにかくワクワクする作品でした。
この作品でまず驚いたのは「pk」がUFOでやってきた宇宙人であるところ。テレパシーで会話し、みんな服は着ないで裸。そんな彼がリモコンを奪われたために、地球の神様に頼っていく。
これは分かりやすく「神様=宇宙人」説を採用していることがわかる。ヒストリーチャンネルとか都市伝説であるような、宇宙人が人間に知恵を与えたために神として崇められ、神様となっていくという、そんな荒唐無稽な設定をリアリティとポップさで描いている。
ただ「pk」は人間に知恵は与えたりはしていない。むしろ今の人間社会と自分たちの星の常識のズレに迷ってしまっている。そもそも自分はわからないから色々試行錯誤したり質問したりしているのに、まわりの人々は「pk(酔っ払い)」とバカにしている。でも「pk」は冗談がわからないから、バカにされてることもわからない。彼の星では嘘はつけないからだ。
こうして様々な宗教の神様に手当たり次第に頼る「pk」は神様の存在自体に疑問を感じる。「神はどこにいるのか」。そうして彼は神様の捜索願のビラを配るようになる。
そこに偶然出会ったのがジャグーというテレビ局で報道を担当する女性。彼女は、父がヒンドゥー教系の新興宗教に盲信しており、その家庭環境に疑問を感じ、新興宗教には敵意も持っていた。そうした中で興味本位から「pk」を手助けし、取材をするうちに、「pk」の純真な疑問と指摘によって、インドの宗教問題に一石を投じようと利用するようになる。
「pk」はリモコンを見つけるために彼女に協力し、新興宗教を追い詰めるが、一方で彼女が自分を利用するために黙っていたことを知り、憤る。しかしそのころには「pk」は彼女のことを愛してしまっていた。リモコンを探すことを諦めて、彼女のために地球で暮らす道を考え始めるが、彼女の記憶から元の彼氏との辛い別れを知り涙を流す。
ここで「pk」は単に悲しい別れを彼女が経験していたことに泣いていたのではない。彼には、新興宗教の予言によって手紙の「かけ違い」が起こり、好きな者同士が不本意に別れてしまったこと、彼女が自分を男性とは見ておらず、未だに元の彼氏を好きなことが分かってしまったために涙を流してしまったのである。だから告白をするための名刺をクシャクシャにしてしまう。
自分を最初に疑いの目なく「兄弟」と受け入れてくれた兄貴がテロに巻き込まれて死んでしまったことに悲しみながらも、このような宗教の「かけ違い」をなくすために討論番組で新興宗教の教祖を打ち倒した「pk」。そのとどめを刺したのは、奇しくも自分だけが知るジャグーと元の彼氏の「かけ違い」の指摘であった。全てを解決した「pk」はリモコンでUFOを呼び出し、自分の星に帰っていく。ジャグーに隠した初めての嘘は、彼女への愛を知られたくないためだった。
この「pk」は正に神様そのものだと感じた。人間社会の全てを客体化し、そこから何が必要かを説いていく。これは日本でも大阪のビリケンさんや、宮城の仙台四郎のような、実在の人物の神格化そのものである。でも彼らは神様であって、特定の個人を選ぶことは許されない。「pk」も最終的にはジャグーとの愛を選択せずに、人間全体の幸福に寄与する。そうした意味では「pk」は孤独だけれど、それでも彼は強い気持ちを持ち続ける。なぜなら「神様は自分のことは自分で守れる」からである。
最後にジャグーが詩を嗜んでいて、「pk」の伝記を書いていることも示唆的である。このような素朴な伝播こそが宗教の起こりであり、それが体系化されるのは、その宗教を利用する者たちがするところに大きい。どうかこの「pk」という神様も、悪用されなければいいが、「pk」はその時も簡単にあしらいそうである。誰にだって宗教ってなんだろうという素朴な問いを考えさせられるこの作品は凄いし、なによりただ単純に娯楽作になってるのもすごい!絶対お勧めです!
・・・・。
「きっと、うまくいく」に負けないほどに評価が高いようなので、期待のハードルをがんがん上げて観に行ったのだが・・・・。
ほんとに評価平均4.2なの?
なんでか、皆さんがいうほどの感動がやってこない。
内容云々などよりも、そっちのほうが、どうした俺?って心配になってしまった。たぶん、今日は体調が悪かったのだ。
新・喜劇王
『PK』見に行きました!
たくさん笑わって最後は号泣必至!メッセージ性も強くて色々と考えさせられる映画でもありました。それにしてもアーミル・カーンは『きっとうまくいく』に引き続いて、素晴らしい役を演じてくれた!彼の登場はチャップリンの再来と言っても過言ではない!次回作も楽しみ!
笑えて深く切ない傑作です!
ハチャメチャな始まりから、深い内容に引き込まれます。笑いと涙の連続で、長い上映時間があっという間です。最後は切なくてめっちゃ泣きましたが、クスッと笑って終わりました。とにかくオススメです!
覚えたのは、優しい嘘
最初からまさかの展開だったけど、PKの純粋さが教えてくれたことはとてもキレイでよどみない。
あっ と気づかされるのに、どうして忘れちゃうんだろ。忘れないようにしたいな〜
前半の、PK登場後にしばらくダレるかなといったところ以外は大満足でした。二人のダンスもキレイで可愛い〜
次回作も楽しみ!
ボリウッド初体験。見てよかった^_^
生まれて初めての
ボリウッド作品。
このアプリに出会わなければ
多分見ていなかった作品。
本当に見てよかった。
久しぶりに
そう思える作品に出会えました。
正直、序盤は退屈でした。
いきなりのUFO登場。
これって最後の最後に
実は宇宙人でした!
ってオチじゃないの?
最初からUFO見せちゃうの?
しかも真っ裸って。
おいおい(^^;
ターミネーターかよ(^^;
PK無駄にマッチョだな(^^;
しかも目ヂカラというか
顔ヂカラというか(^^;
どう見てもインド版の
「Mr.ビーン」にしか
見えなくなってきた(^^;
なんで異国のベルギーで
都合よくインド人とばっかり出会う?
やっぱり自分にはまだ、
インド映画は早かったかな。
物語になかなか集中出来なかったけど
それでも見続けられたのは
登場人物がみんな美形だったから^_^
かもしれませんね。
インド人って改めて見ると
ムッチャ美人さん&男前^_^
ショートカット好きからすると
ジャグーは無茶苦茶可愛かったぞ^_^
序盤のジャグーの
「ショートカット」
「ミニスカート」
「自転車で疾走」の
3連コンボの破壊力は
ハンパなかったです(^^;
やはりアジア寄りなのか
日本人好みの顔の作りなのかな^_^
PKが牢屋でジャグーに
今までの自分語りを始めた頃から
ジェットコースター並みに
物語が進んでいきます。
初めて気づいたんだけど
インドにも「ツッコミ」で
笑いを取る文化があるんだ^_^
警察署でPKが警官に
頭を叩かれるシーン。
声を出して笑いました^_^
最初に親切にしてくれた
「兄貴」とのシーン。
大人数のダンサーを引き連れての
ダンスシーン^_^待ってました^_^
これぞボリウッド^_^
このままコメディ路線、
で、ハチャメチャのエンディング。
、、、かと思いきや。
まさかこんなに泣けるとは
思いませんでした。
私はいつも、
人とは違う涙腺ポイントを
指摘されるのですが。
もちろん、最後の討論会で
元彼に電話がつながるシーンも
号泣しましたが。
でもそれ以上にグッときてのが
落ち込んでるジャグーに
PKが自分の星の
元気チャージダンスを教えるシーン。
地球人だろうと宇宙人だろうと
目の前の大好きな人を
少しでも元気付けたい。
その、ひたむきさと
なんの混じりけもない
無垢な想いに、気がつけば
涙してました。
物語の根幹には
宗教問題があります。
もしかして出てくるなかぁ
と思ってた、テロのシーンも
やっぱり出てきてしまいました。
だからと言って、
小難しい宗教倫理の映画として
ひとくくりにして欲しくない。
一人でも多くの人に見て欲しい。
久しぶりにそう思えた映画でした。
自分の悪だくみがバレてしまった
インチキ宗教家が
慌ててリモコンを奪おうとしたシーン。
それを阻止したのはお父さん。
荒ぶるわけでもなく。
全てを許した上で
諭すように制止したお父さん。
これ以上ない、
素晴らしいシーンでした。
ラストシーンの朗読会の
お父さんの指笛も
見事な伏線回収で涙。
映画の帰りに
電車に揺られて
このレビューを書き込んでいる
私の耳の奥でずっと
あの指笛が
鳴り続けています^_^
幸せになれる映画です。
ぜひ見にいって下さい^_^
難しいテーマだけど…
全くのノーマークだったのですが、皆さんの評価が高いので気になり見てきました。
いや本当素晴らしい映画に出会えました!間違いなく自分的今年No. 1です。
皆さんの高評価はウソじゃなかった〜感謝です。
帰りに「きっとうまくいく」をレンタルしてきます。
予備知識なしで鑑賞。 いきなりのSF設定にびっくりさせられて、イン...
予備知識なしで鑑賞。
いきなりのSF設定にびっくりさせられて、インド映画特有のミュージカルシーンにもイマイチのれませんでした。
途中も大分だれますが、終わり良ければ全て良し。伏線回収もバッチリでした。
そこまで宗教色は強くない?
確かに「神様」を扱った内容だったが
そこまで宗教の真髄に迫った内容ではなかった。
主人公pkが「神様を探す」物語ということで
予告から気になっていたが、
そもそもpkか神様を探していた理由が
信仰心からくるものではなかったため
個人的には若干期待はずれだった。
(というか初っぱなからSF要素全開だったので
予告編とのギャップに戸惑った)
しかし終盤、結末は泣ける内容だったため
総合的に観てよかったな、という印象。
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