「聖なるヨッパライの伝説」PK ぱんだまるさんの映画レビュー(感想・評価)
聖なるヨッパライの伝説
冒頭から「えっ?こーいう設定なの?」という驚きがあったもののすんなりと視聴体勢に入ることができた。
街のチンピラレベルから悪徳宗教家、テロリズムまでいわゆる信仰の問題を射程に入れ、そこからキャラクターのあるエピソードに絡め、洗脳誘導・先入観といったものをよりクッキリと問題として提起するそのストーリーには恐れ入った。
ただ、普段ハリウッド映画しかみていない為かどうにもストーリー運びといういうか見せ方が真面目というか不器用というか、ここはこんなに時間割く必要ないだろう、これはいらないなぁという場面を多く感じた。これをインド映画の長所として、好きなひとはかゆいところに手が届く、という捉え方になるのだろう。
それにしても。今作の最大の魅力は他のレビュアーも言っていたがヒロイン、ジャグー役のアヌシュカシャルマだろう。愛くるしい顔に、豊満なボディ。男性の観客はストーリー以前に彼女に釘付けになっただろう。少なくとも私は彼女の胸元からしばらくは目が離せなかった(ひどい告白)。
正直、作品の評価としては他のレビュアーの方々、ましてやプロを名乗る方の星4~5はやりすぎ感が否めないが、普通にみてそれなりに楽しめることは間違いない。自身であまりハードルを上げずに気軽にみて楽しんでもらいたい。
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