劇場公開日 2016年10月29日

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「特盛り映画ごちそうさま(⌒▽⌒)」PK shironさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0特盛り映画ごちそうさま(⌒▽⌒)

2016年10月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

そもそもインド映画は3時間当たり前の豪華フルコース。
『きっと、うまくいく』をご覧になった方も多いでしょうが、
ミュージカル・サスペンス・ラブコメ要素はもちろん、青春映画や社会派映画の要素まで詰め込んで
映画の楽しさてんこ盛りでしたよね~。o(^▽^)o

『PK』は同じ監督と主演の再タッグですが、期待を裏切らないばかりか、テーマが一段と深く、壮大になっていました。

人類共通の概念である霊的な存在と、宗教に問いかける衝撃の問題作!
な~んて言っても、そこはボリウッド。
ちゃんと最上級のエンタメで楽しめますから、安心してご覧ください(^∇^)

観て損しない
いや!観なくては損な映画です。d(^_^o)

しかし、このテーマ。。。
ハロウィンで仮装して、クリスマスにプレゼントをせびって、除夜の鐘を聞いてから初詣に行く日本とは違い、
信心深い人が多いインドでは、やはり衝撃的な内容だったと思うのですが(^◇^;)
私ごときの心配をよそに前作を越える大ヒットとなったのは、
あくまでも宗教のありかたに一石を投じているだけで、霊的な存在の有無に言及しているわけではないところと、
何より監督がこの映画を通して、神の名を語ったテロ行為に「NO!」を突きつけたところではないでしょうか?

素敵なシーンも沢山あって
なかでも、恋の息遣いが聞こえるシーンがお気に入りです。
私的第二次インド映画ブームが終わらないのは、この繊細さがあるからかも。(o^^o)

誰もが好きにならずにはいられない純真無垢なPKですが、
物語の最後に彼が学んだことは
とても大きな愛で、思いやりに溢れていて、胸を締め付ける悲しさを伴った◯◯だった。

答えは劇場で(^o^)/

shiron