「身体知。」わたしに会うまでの1600キロ Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
身体知。
大切なものを失い、惑い、躓いて。
そこから、自分の足で何かを掴み、歩み出す、一人の女性の物語。
特別な何かが起こる訳じゃない。ただひたすらにトレイルを歩き続ける。余計なものが削ぎ落とされていく、その身体知が必要な人って確かにいるよな、って思う。
部屋にジッとして足りない頭で考えても、その迷路から出られない感覚、私には既視感があります。
映画も画に抜けが必要、と言われるじゃないですか。人生に同じ、なのではないでしょうか。
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