シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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期待を遥かに超えて
正直、期待していませんでした。庵野監督なので、少しはビックリさせてくれるかな位の感じで。
非常に良かった、面白かったです。
ゴジラの知識はほとんどないですが、今回のはどちらかと言うと原点回帰って感じですよね、たぶん。
災害のメタファーとしてのゴジラとどう戦うのかだけでなく、今の時代だからこそ日本国として世界とどう向き合うかについても考えさせられる映画でした。
前半は、あるあるネタのオンパレード。うちの会社にもあるこれっていう。
「誰が決めるの?」っていうね。日本の古き悪しき企業経営者はコレを見ろ!ってなりました。
言いたいことは色々ありますが、全体としては、
「人間なめんなよ、日本人なめんなよ」映画ですね。
ただ、もう少し良いキャスティングがあったんじゃないかと…
石原さとみにハーフ感(クォーターかな?)を求めるのは流石に無理があるかと。長谷川博己もなーんかしっくりこなかった。
竹野内豊、國村隼、市川実日子、高橋一生とかはいい感じだったけど。
おもしろい!と純粋に思える映画
予告からしておもしろそう!と確信的に思っていて、上映日に待ってましたと観に行きました。
結論を言うと、タイトルにも書いた通りとてもおもしろい!
評価は4.5ですが、私は満点の映画なんてそうそう出会えないというスタンスなので、実質最高点です。
何から何までリアルだなぁと感じられる内容で、日本というものを日本が大切に表現していて、観ていてなんだか嬉しいような悔しいような誇らしいような、複雑な感情が湧きました。
日本の弱さ、強さ、歴史、世界からの目、リアルに表現されているのです。
話に着いていけないという評価もありますが、それもリアルですし、どういう展開になっているのかは十分に把握できる程度なのでなにも問題ありません。
主要キャストは演技の上手い役者さんたちで固められていますし、観ていて安心感がありました。
このリアルな世界観の中での石原さとみさんのぶっ飛んだ役が少し浮いている感じがしましたが、なんだかもっと観たい!登場して!と思えるキャラだったので、いい味になっていたんだと思います。
序盤から「おもしろいなぁ」と心の中で思いながら観れ、徐々に体かが何度も熱く火照り、終盤では目が潤む作品でした。
おもしろい!みんなにも観てもらいたい!
そう思える作品に久しぶりに出会えた気がします。おすすめです!
素晴らしき怪獣災害映画
やっちゃった
人生の中で一番満足できた映画
どーなんでしょうか?
スクラップ・アンド・ビルド\(°Д°)/
この夏の話題作でもあるので、期待して鑑賞しました。
今までゴジラ作品もそれなりに観てますが、そんなに好きと言う訳ではなく、ハリウッド版ゴジラもそれなりには楽しめたが…と言う程度。それでも公開されれば話題作ではあるので鑑賞はしますが、期待値ほどではないと言うのが今までの感想でしたが、今作は楽しめました♪
とにかく第一作目のゴジラをイメージして、人類の脅威となるゴジラを描いている。とにかくデカい!怖い!カッコいい!
放射能や火を吐く描写がとにかくカッコいいです。
怪獣映画と言うよりもパニック映画として、大災害などに立ち向かう日本を描いています。
キャストも超豪華で、勿体ないぐらいに名だたる俳優がチョイ役で出演。日本が誇る作品に出れる事がチョイ役でも光栄と言うのが感じられます。
エヴァンゲリヲンの庵野監督が総監督を努めているだけあって、ゴジラ好きのこだわりと随所の遊び心、エヴァを意識した作りは楽しめました(特に随所に流れるエヴァのネルフの作戦時のBGMのイントロは最高)
日本政府や関係各所、自衛隊等の描写は押井守作品的な感じがして、押井監督もゴジラはやりたかっただろうなぁと個人的には感じました。
ただ、ラストの終わり方やクライマックスの締め方にはちょっとあっさり過ぎて不満。
もっと第一作目のオキシジェン・デストロイヤー的な感じで、ゴジラの断末魔があっても良かったかな。
ゴジラ世代が作っただけあって、アニメ作品の良さや邦画としてのこだわりあり。
随所に楽しめる要素ありの一級のパニック作品です。
日本映画の威信を懸けた超大作
圧巻です!最高です!脱帽です!
最初から最後までノンストップで楽しめる第一級のエンターテイメント。見せ場もこれでもかというくらい何度も繰り返えされる。展開も早く全くダレない。
ゴジラの造形も動きも申し分なし。カッコいい!野村萬斎が演じていたと知ってビックリ。すごい!
自衛隊の重火器描写、作戦の進行もアツイ!アガる!ラストの東京駅での攻防も見もの。あのビルやこのビルがあんなになるなんて。東京の地理関係が分かってるとホントに面白い。
お役所仕事描写も当初は毒をもって描かれるも、徐々に一体となって成長していく様に感動すら覚える。
長谷川博己はさすが。あの滑舌の良さは天性のもの。石原さとみ。素晴らしい。世界に誇る美貌。その他無数の名だたる俳優が、もったいないくらいのチョイ役で出演している。
これは日本映画の威信を懸けた超大作。これでダメなら邦画は終わりという庵野監督の覚悟が感じられた。
日本VSゴジラ
うーん( ・ั﹏・ั)
うーん
「うーん」の理由。①オリジナリティのなさ。それっぽいものは、各所に見られれる。手ぶれありの臨場感撮影。2チャンネル風の画面。特異なアングル。変人の早口。など。でも、それは、最近、結構誰でもやっている方法の寄せ集め。②テーマの一貫性がない。小さなテーマがいくつか出て来る。何も決められないお役所と、変人ばかりだが、独創的な解決策を見出していく異端児たちの対比。日本を属国扱いする米国。それらテーマが、ラストまでに雲散霧消し、伏線となっていない。よって、カタルシスがない。③班に分かれての分業だったせいか、人間の撮影部分と、特撮が完全に分離して別物になっている。④和製ゴジラとは何ぞやの深堀りがないまま、ゴジラに新しさだけを求めた。圧倒的に特撮のうまいハリウッドのパニック物を差し置いて、なぜ、和製ゴジラが世界的に受けたのか? あの、「いかにも着ぐるみ」が動き、「いかにも模型」が破壊される、そのチープさが和製ゴジラの独創だったのでは? だから、第一形態のゴジラの、チープな顔の表情を見て、さすが! と思ったのに、後半へ行くほど、一生懸命、ハリウッド的になって行ってしまった。同じ土俵で戦えば、ハリウッドが勝つに決まっている。想像してください。シン・ゴジラ。ビルの模型を緻密に、たくさん作って、それを、着ぐるみのゴジラが壊していく。炎はでっかい、煙もでっかい。でも、実に本物っぽい、職人芸のような、緻密で、精巧なビルや街が、本物っぽく、圧倒的な細かさで、壊されていく。でも、模型だとわかる。これまでの、和製ゴジラの延長であるが、各段に精巧に、緻密になった街並み。その方向での技術の進歩で、魅せる特撮。それこそが、日本の独創。ゴジラの土俵は世界なんですよ!
まさか泣くとは・・・
優等生を目指した作品ではないので、
辛辣な意見によって総合評価から☆がひとつくらい減ることは
やむを得ないのだろう。
しかし私にとって、これこそが常に望んでいたゴジラ映画だった。
「これだ。これが観たかったのだ。」
何度もIMAXの座席から身を乗り出した。
特に・・・
ゴジラ映画にとっては無くてはならないあのシーン。
庵野ゴジラはどう魅せるのだろうか?
そんなことも事前の興味のひとつだった。
・・・想像を超えてきた。
衝撃と色々な感情が入り混じり・・・
まさか中盤で自分が泣くとは思わなかった。
新旧の文化が調和し、インフラが整い、治安も良い大都市。
そんな東京に住んでいると、
「この生活を脅かすものは無い」とさえ思えてくる。
しかし、それが幻想であることは先の震災で証明された。
日本の怪獣映画とは、その奢りに対して、人間がどれだけ自らを戒め、
律することができるか?という度量を測る指針なのだと思う。
空想の脅威に対して、現実がどこまで備えられるか?
現実を打ち砕くような脅威を空想することができるのか?
シン・ゴジラは見事にそれを成し遂げた。
一人でも多くの日本人に観てもらいたい。
世界の人に、このニッポン対ゴジラを観てもらいたい。
最後にひとつ。
「台詞が多く早く、ついていけない」という意見が散見されるが、
これは杞憂だと思う。
専門家が本気で議論すれば素人は当然ついていけない。
私もついていけなかった。
だがストーリーにおいていかれることは無い。
「怪獣が出てきて、それをやっつけようとしている人達がいる。」
これだけ分っていれば大丈夫だ。
高評価しすぎ
こちらの評価みて子供と鑑賞しましたが、全く違いました。
この映画に、こんな高評価とはレビューアーが特撮ファンの人とかがほとんどなのでは、と思いました。
良い点
・ゴジラを原子力に見立てて風刺してる点
・特撮を頑張っいて、昔懐かしさがある
悪い点
・歴史あるゴジラがエヴァンゲリヲンタッチの作りになっていて、それはエヴァでやってくれという感じ。
・アングルや編集のテンポが奇をてらい過ぎていて、非常に見辛い。見ていて疲れる感じ。
・漫画のようなセリフ回しで、引き込まれもしないのに、セリフの応酬が延々と続き、途中で飽きてくる。長すぎる。
とにかくマニア向けで、普通の映画ファンには向いていません…。
続編あってもDVDで十分。
ジャパニーズ ゴジラ復活
ハリウッド版を見て刺激されました。Huluでも28作品放映のお祭り...
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