「三権分立を無視した行政はあり得ない パチンコにシン・ゴジラが登場。なんか、がっかりさせられた。」シン・ゴジラ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
三権分立を無視した行政はあり得ない パチンコにシン・ゴジラが登場。なんか、がっかりさせられた。
まぁ、あり得ない話だから。どんな表現をして良いのだろうが、三権分立を無視した行政はあり得ない。結果が良くとも、これでは独裁的軍事国家と同じ。内閣総理大臣は権力者ではない。主権在民を忘れては駄目だ。
さて、あり得ない話だが、原発が爆発すれば、この程度ですむ話ではない。
そして、原発が爆発しても、こんな行政対応だけになるのだろうと、この映画を見て、背筋が寒くなる。昨今の出来事(戦争とか天災)を考えて、国民を守る行政対応が早々に望まれる。未然にそして平時のうちに。
『最後は自衛隊の力だ』と主人公の俳優に臭い演技をさせるが、あまりにも臭いので、アイロニーと僕は感じた。
さて、作品の評価だか、完全に消滅してしまった東京を見せてこの映画は終る。その東京の悲惨過ぎる姿に対して、主人公は自身の事後の進退だけを心配している。その演出と演技が意図的に不自然で、我田引水な茶番に見せようとした演出と思った。僕はそこを評価したい。また、もう一つのセリフでは『ビルトアンドスクラップで今まで再生してきた』と臭いセリフを俳優がはくが、そんなんですまないのは、明白なこと。総選挙なんて頭の中をかすめる訳がない。つまり、全てがアイロニーと見て、この作品を評価したい。不謹慎だが面白い。
マサシさん
みかずきです
フォローありがとうございます。
10年近く、キネマ旬報、kinenote、yahoo映画レビューなどに映画レビューを投稿しています。こちらのサイトには、今年の2月に登録しました。
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共感コメントありがとうございます。
本作は、ゴジラの出現を未曽有の危機のモデルにして、
日本の危機対応の在り方に問題提起した作品だと思います。
コロナ、ロシアのウクライナ侵攻など、
昨今の世界情勢は騒然としてきましたので、
本作のような作品をもっと制作して、日本の危機対応意識を鼓舞するきっかけにして欲しいです。
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