「【評価が良すぎるので追記】想像力が希薄な人にはお勧めするゴジラ」シン・ゴジラ mamouさんの映画レビュー（感想・評価）
【評価が良すぎるので追記】想像力が希薄な人にはお勧めするゴジラ
リアルにしか満足できなくなった世代には大うけですね。
特にエヴァゲリオン世代。劇場で拍手している奴がいるほど（笑）
自分も９５年エヴァゲリオンにハマったけど、
シン・ゴジラは騒ぐほどのものではなかった。
ファンタジーで観客を楽しめる映画を作れなくなったせいなのか
ファンタジーを楽しめなくなった人が多くなったせいなのか
よくわからないけど
想像する力は希薄になってきたのではないかと思います。
自分は初代ゴジラ世代とシン・ゴジラ世代の中間なので
モスラ×ゴジラとか人間に味方するゴジラの記憶が強いほうなので
どちらも、う〜んとなりました。
個人的には２０１４年の渡辺謙ゴジラ「GODZILLA ゴジラ」好きです。
『追記』
評価が良すぎるので追記
リアルに表現する事への努力は良いが、ＢＧＭにエヴァが使われたりしてイメージが壊された。ゴジラが使徒扱い。ゴジラを名乗らないで欲しい。金を返してほしい位、クソ・ゴジラでした。これはゴジラではない。
シンゴジラは、ゴジラ映画所見の方にも高評価です。
エヴァマニアとか軍事マニアとか関係なく、一般の人が見て面白いと感じる作りになっています。
一般の人に薦められる、シンゴジラより面白いゴジラ映画はどれでしょう？
ＣＧに目が慣れて、子ども向けな怪獣映画に興味を持たない一般の人では、
海外版なら２０１４年「GODZILLA ゴジラ」ですが、
日本版では・・・・ありませんよ。
初代ゴジラですら、今更積極的に薦められるほどではありません。
６０年の歴史があるゴジラですので、製作される年によって世相を反映したネタが使われています。
２０１６年版は、災害と政府の対応 が使われ、それがヒットの要因になったにすぎません。
エヴァ世代や、リアルにしか満足できなくなった世代にウケているわけではないのです。
リアルって定義が難しい。
あるある=リアル（現実的）=面白い
と感じてる人が多いんだと思います。
映画でいうリアルは、あるあるではないと思うんですよね。
いかに現実じゃないものを本物のように嘘をつくかがリアルなんじゃないかと思うんです。
残念ながら、あるあるじゃない真のリアルは、空想力や創造性が必要になるので、それを作れる人が少ないんですよね。
また、あるあるで面白いね、リアル〜って表現する観客や製作者がいるので世界観を疎かにしてしまう傾向があるんだと思います。
いい加減、想像だけで作られたゴジラには、飽き飽きしている昔からのゴジラファンもいるのです。これまで、何度裏切られてきたことか。このゴジラを、３０年待っていました。
