「初めてゴジラに恐怖を感じた」シン・ゴジラ skywalkerさんの映画レビュー(感想・評価)
初めてゴジラに恐怖を感じた
平成ゴジラを小さい頃見た私にとって、ゴジラは怪獣をやっつけてくれたり、メカゴジラとかで倒せる程度の存在だった。人間の味方的な。ギャレス・エドワーズ監督のゴジラも似た感じだった。
けれど、今回は完全に人類の敵、放射線や日本を憎む怪物として描かれていたと思う。ビジュアルも含め、ゴジラを恐ろしく感じた。
最終的な倒し方が原爆とかではなく、原始的な手段にしたのはよかったと思う。政治家達の早口や、制度のもどかしさのおかげでリアリティが出てた。もし、今の日本にゴジラが出たとしたら、最善の策がこれだろうなぁという感じかもしれない。
東京がボロボロにされても、現実感がないのは所々に表れるエヴァっぽさなのかもしれない。音楽とかテロップとか完全にエヴァだった。
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