「ファンから見ても、ちょっと物足りない」映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン! ねこたさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンから見ても、ちょっと物足りない
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妖怪ウォッチ大ファンで、ゲーム・アニメは一通り見ているが、今回の映画はちょっと物足りなかった。
5つの小話構成にした事で、1話あたりの尺が短くなり、ちょっと中途半端な印象を受けた。
これはどちらかというと、映画よりアニメで数話に分けて放送した方が良かったんじゃないかな・・・。
特に残念だったのが「ジバニャンの華麗なる作戦」。
エミちゃんが登場するということで、さぞや泣ける話だろうと期待していたが、それ程でもなかったというか・・・。
まず、ジバニャン・ブシニャン・ロボFと、ジバニャン関連3妖怪が登場するが、なんでこの3人を集める必要があったのかよく分からない。エンマ大王の気まぐれと言われればそれまでだが、どちらかというと人気妖怪をぶち込んだだけじゃなかろうか。
3人の活躍(?)は可愛くてギャグも面白かったが、エミちゃんとジバニャンの物語に、ブシニャン達を入れる必要はなかったと思う。
加えて、ロボFはジバニャンの未来の姿の筈なのに、ロボFとエミちゃんについては何もないのも、なんだかちょっと納得がいかない。
アニメ25話でジバニャンとエミちゃんの絆に涙した身としては、2人の話は非常に期待の高いネタだっただけに、こんな筈じゃなかった感が否めない。
もっと尺の長い話で丁寧に作り込めば、もの凄い感動話になりそうなのに、ネタの使い方が勿体無いように思えた。
他の話はよくまとまっていたように思うが、全ての物語が繋がる5つ目のエピソードが弱い。バトルも緊迫感がないし。予告動画にあったボロボロのジバニャンとフユニャンのシーンは何だったんだ(^_^;)
ともあれ、来年の映画第3弾に期待したい。
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