「これでNARUTO最後の映画なのか」BORUTO NARUTO THE MOVIE 絶滅危惧種さんの映画レビュー(感想・評価)
これでNARUTO最後の映画なのか
アニメは久しく見てませんが、
単行本が最終巻を迎えたとのことで、
今まで止まっていたところから全てを読み終えたので、外伝を見て続編が興味深かったので足を運びました。
これ以上のものは書けないと原作者が仰られるのもわかるほど楽しめた内容でした。
ボルトが直面する、偉大な父親がいることの重圧、父親に構ってもらえないことの寂しさ
母親の日向が言うように、まだ親がいるだけ恵まれているのかもしれないが、
そこにつけ込む者がいる限り、ボルトに同情を抱かざるを得ない
カグヤの一族の敵二体が出てきますが、あくまでボルトの一皮剥けるまでの心情がメインであったと思います。
どこか捻くれた少年が、最後にはかつてのナルトと同じように、真っ直ぐで、うすらとんかちな少年に成長する過程は、ボルトの行く末も見てみたくなる気持ちを抱かさせたまま、終わってしまう悲しさを余韻に残すほど高いクオリティだったと思います。
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