バケモノの子のレビュー・感想・評価
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豪華なキャストでつづられる、種を越えた愛の絆。
【賛否両論チェック】
賛:孤独な者同士の少年とバケモノが、ぶつかり合いながら絆を深めていく過程が感動的。超豪華なキャストにも注目。
否:小さい子には難しかったり、怖かったりしそう。
理由は違えど、共にずっと一人ぼっちだった熊徹と蓮。最初こそお互いを軽蔑していましたが、お互いの境遇を知り、次第に理解し合っていく様子が感動を誘います。お互いを分かった上で、それでも口論が絶えない場面なんかも、あまりに微笑ましくて思わずニヤけてしまいます(笑)。血こそ繋がっていなくても、こうして家族になっていくんだなと感じます。
そして本作では、なんといっても声優陣の豪華さにも注目です。主演の役所広司さんや宮崎あおいさん、染谷将太さんなんかは勿論のこと、大泉洋さんや広瀬すずさん、麻生久美子さんや津川雅彦さん等、若手からベテランの俳優さんまでがズラリ。加えて本職の声優さんも、山口勝平さんや山路和弘さん等が登場しますので、実に豪華絢爛といった感じです。個人的には、幼少期の一郎彦を黒木華さんが演じていらっしゃったのが印象的でした。
小さい子には少し難しい話や、恐そうなシーンも登場しますので、どちらかというと大人同士や、デート等でご覧になるのがイイかと思います。
まあまあ??かなあ??
手の込んだ作画、家族て楽しい作品
師弟愛が感動する☺︎
大満足!どこから切り取っても名場面です!
ストレート
意識しすぎたか?
アニメーション映画としては贅を尽くした感があるけど…
スタジオジブリの大作映画の後を担うものとして、背負い込み
過ぎたような気がした。商業映画くさい。
派手な見せ場を演出しすぎた気がした。
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」たちの鑑賞後の余韻とは明らかに違う。
ほショタ監督が子を持つ親になったことが影響しているのか、
監督のワガママを通せずあらゆるものを飲み込んだ結果
としてこうなったのか、観客ターゲットを
広範な層に置いたことでのことなのかは解らないが…
求められる結果を意識しすぎたような気がする。
…あくまでも個人的な感想なので
ご自分の目で見て確かめてみてください(^_^;
キャラクター一人一人の魅力はありますし
声も合っていたと思います。
リリーさんと大泉さんは実写でもいけそうですw
役所さんと宮崎さんの親子?役は「わが母の記」以来かな。
広瀬さんは次回以降頑張って欲しいです。
父親になってみたいと
同時代に生きている喜び
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどものあめとゆき」と、
新作が公開する度にクオリティの限界まで挑戦しつづける細田守監督。
その最新作を、
TOHOシネマズ六本木ヒルズの満席の劇場で鑑賞。
客層は、小学生くらいの子どもとその親、カップル、老夫婦、20〜30代のお一人様など、あらゆる層で席が埋まっていました。
感想は…、同じ回を観たお客さん全員に聞きたいくらいに、観る側の受け取り方によって印象が変わる作品だと思います。
自分の感想は、つっこみどころ・疑問点は大小あるにせよ、概ね大絶賛。ってところでしょーか。
言っちゃうと、細田監督の新作を映画館で観れただけで大満足なんです。
序盤の渋谷のシーンは、映る人が全員動いているし、建物の配置や汚れ感もそのままだし、現実以上の現実感は半端ないです。
あのシーンって、ここでロケしてたよね?あの入り口って、あそこのアジア料理屋の傍だよね?
と渋谷を歩く際に、ロケ地探しが楽しくなりそうです。
二幕目は細田監督にしては珍しく、思い切りファンタジー路線に振り切っていて、
いつもいつもチャレンジをし続ける人だな、と感心してしまいました。
三幕は、細田ワールド全開!
青春の瑞々しさ・苦さの一片を切り取る作家性に涙涙。
こんなの観たことないと驚いてしまうダイナミズムに富んだ絵作りにボルテージ沸点超え!
最後はもう、満面の笑みで劇場をあとに。
…とまあ、大興奮・大感動・大満足しておいて言うのもなんですが、
作品全体としてのまとまりはあまりなく、
映画よりもテレビシリーズのほうが向いていたかもしれません。
あと、エンドクレジットはミスチルじゃないほうがよかったかも。劇中曲のインストの方が良くない?
とはいえ、ディズニーもジブリも長編セルアニメーションを作れなくなってしまった今、
このクオリティの漫画映画を観れること自体が奇跡的なことですし、
ぜひとも映画館で観て欲しい作品です。
なんかすっごく新しい発見がある訳でもなく、ただ伝えたいメッセージは...
商業的な成功を確実に見込める優等生的作品
作品のクオリティが非常に高く、商業的な成功を確実に見込める優等生的作品だと感じました。
九太と熊徹を中心とする登場人物たちが強い意志を持って行動していく姿には勇気づけられました。アクションの迫力にも圧倒されました。ストーリーは後半からあらぬ方向へ怒涛のごとく転がっていき、笑いあり、涙あり、青春ありで最後まで目の離せないすばらしい作品でした。雰囲気がポジティブで、元気が出ます。
ただ、少々お話を詰め込めすぎている感があり、多少説明不足なのは否めないです。周りの登場人物一人一人がもっと掘り下げられていればな...とも感じました。
また、後味が薄いというか、情念がないというか...てんこ盛りの内容のはずなのに、なぜか印象に残りにくい作品であることも事実です。渋天街という街しかり(いわゆる"異郷の町”的イメージを切り貼りした感じ)、登場人物しかり(チコってどこから湧いて出てきたの?とか)、私たちの好む要素のいいとこ取りであるがゆえに、どこか既視感を感じてしまいます。しかしそれは裏を返せば、全ての人が楽しめるエンターテイメント作品であると言うこともできるのかもしれません。
さすが細田守だな...と強く思いました。
映像は、とても綺麗でした。 キャラクターが、ややマンガチックな化け...
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