「ストーリーというか設定に粗が多い」バケモノの子 月野沙漠さんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーというか設定に粗が多い
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2015/08/14、川崎チネチッタで鑑賞。
物語はわかりやすく、退屈もせずに楽しめたんですが、設定に、ん?と思う粗が多くて素直に感動できなかった。
例えば熊徹が一人でいじけている九太を気に入った理由がわからないし、九太が見よう見まねで他人の動きを先読みする極意を身につける過程が都合良すぎるし、一郎彦が心の闇を暴走させる理由も見た目が親兄弟と違うだけでは弱い。
一郎彦が闇を暴走させている間、父親で責任感の強い猪王山は何をしていたのか、人間の少年に丸投げか?宗師が神様になれる権利って簡単に人に譲れるほど軽いものなのか?
この辺が気になって素直に感動できなかった。
あと、九太の少年期の声の宮崎あおいは男の子の声に聞こえなかった。どう聞いても女の子の声。ミスキャスト。
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