「メキシコはつらい」皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
メキシコはつらい
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メキシコのドキュメンタリーは何本も見ていて、こちらは今から10年前くらいのシナロアが描かれる。またロサンゼルスに暮らすナルコ・コリードというメキシコ音楽の歌手が交互に描かれる。ナルコ・コリードが牧歌的な曲調なのに、内容が極めて物騒で、よく『ブレイキング・バッド』で掛かっていた。メキシコはいつまでたっても警察は腐敗していて、ギャングが跋扈し、町の人々はおびえて暮らしている。何か被害にあっても泣き寝入るばかりで本当につらい。
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