怒りのレビュー・感想・評価
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最初から最後までずっと面白かった!すずちゃんの所泣きました、、妻夫...
最初から最後までずっと面白かった!すずちゃんの所泣きました、、妻夫木も最高!しいてゆうなら宮崎あおいがうーーーん。
役者合戦として楽しめたが
・肝心のそれぞれの「怒り」の背景がもっと知りたかった
・綾野剛のたたずまいが役柄もあってかスピードワゴン小沢に終始だぶった
・綾野剛は施設育ちのゲイ、松ケンは親の借金に首が回らなくなって逃亡の日々、森山未來は馬鹿にされる日雇い労働者
・作品で描かれるテーマを租借しようとするとやはり原作をじっくり読み込みたくなる、となると映画にする意味とは?
・各役者の作り込んだ演技は見入ったが、沖縄の広瀬すずの友達の少年が回りに劣らず存在感をだしてた
・米兵にヤられる広瀬すずは単純に気の毒
・人を愛することや信じることについて考えたくなった
怒り よりは 疑い?
八王子で殺人を犯した犯人は捕まらずに逃げ続けている。
そんななか、千葉、沖縄、東京でそれぞれ暮らしている人たちがミステリアスな人に出会い、絆を深めていく。
しかし、絆を深めていくにつれ、相手のミステリアスな一面が気になり、テレビで流れる八王子の殺人事件と一致するのでは?と感じ始める。。。
「疑う」と「信頼」っていうのがこの映画のキーワードになると思う。
千葉
同棲した相手を「疑う」
娘が幸せになれるか「疑う」
沖縄
「信頼」していた人に騙される男の子
東京
同棲していた男を「疑う」
そして後悔する妻夫木
疑うことで絆を失う(失いかける)人たち
信頼を裏切られたことでショックをうける人たち
一見同じようにダメージを受けているように見えるけど、少し違う
疑うことと信頼することは対義語。
そしてどちらも視野を狭くさせる言葉。
まぁ何にせよ広瀬すずがかわいそうだ。。
テーマは「悪人」と同じ
事件が起こって、身元不詳の3人の男が現れて、さあ誰が犯人なのかなー、というサスペンス要素が強いですが、犯人じゃなかった人に対して、或いは犯人だった人に対しても、どこまで信じてあげられたのか、自分は正しかったのか、各人物に自問自答を投げかけるのがメインテーマ。
観客は、どのパートの誰に感情移入しても、そのメインテーマにぶち当たる様に出来ている。そして、自分に対して起こる怒りなのか、相手に対する怒りなのか、感じ方は様々。
妻夫木パートが今の自分からかけ離れてる分、一番興味津々で観てたけど、泣かせる演出が良く出来ていた。
渡辺パートは、父親として少し弱すぎで、世界のワタナベを持て余してる。娘の宮崎あおいもセリフが少なくて残念。
広瀬パートが、まさかの展開が多く、衝撃大。
長尺でも気にならない程、飽きさせない展開で面白かった。苦言を呈せば、千葉から軽井沢まで軽トラで一晩で往復したらシンド過ぎるのと、怪しい3人のうち、森山の心情の動きが分かりづらいのが、少し引っかかった。
沖縄に住んでるのでちょっと気になりました。
数年と期間限定ですが現在仕事で沖縄にいる日本人(内地人)です。
沖縄の人は皆さん優しいし親切な方が多いのですが、日本人(内地の人・差別用語だとナイチャー)は沖縄での差別、蔑視は避けて通れません。
沖縄の人は付き合ってこのナイチャーはどんな人なのかなんてステップは無く、基本的に嫌い、沖縄に来るなといった敵意ムンムン、あからさまに嫌な顔をする人が年齢関係なくいる現実があります。
元々日本人を受け付けない心情的土壌があるのにこの映画は無いだろう〜、ますます偏見持たれるな、と思ってしまいました。
ナイチャー=危ない、信用できない、です。
ちなみにアメリカ人には皆さん好意的ですね。
友達のアメリカ人達は我々日本人が受ける差別を感じる事は無いと言っています。
愛する人を信じられますか?
邦画でこんなにいい映画を見たのは久しぶりだった。
3人の男たちの話はどれも重たいテーマだし、みるのにはなかなかの体力がいる映画だが、本当に感動した。上映時間も2時間半近くと長めだが、引き込まれるため退屈と感じる時はなかった。余韻が半端ない。
八王子で起きた夫婦殺人事件。
現場には血で「怒」という文字を残し、その犯人は整形をし、今も日本のどこかを逃げている。
物語に登場する3人の前歴不詳の男たち。
その3人と関わることで、もしかしたら自分の信じた愛する人は殺人犯なのでないか………といった不安、疑い……。
この話の肝はだれが犯人かなのではなく、自分の愛する人のことを信じてあげられるかということ。
その先にあった真実……本当に心揺さぶられた。
最後、すべての真実が明らかになったときの観客のなんとも言えぬ感情みたいなのはもどかしかったり、悲しかったり…………そんな圧巻のラスト。
この映画のタイトル「怒り」
この映画の様々なところに怒りが散りばめられている。どうしようもないぶつけようのない怒り……自分に対しての怒り……どうすることもできない不条理な事に対しての怒り。
そんな色んな怒りを中心に見てみると更に深められると思う。
とにかく出てくる役者の演技力が半端ない。妻夫木聡や宮崎あおい、広瀬すずなどの言葉にしようのない感情を音無しに表情のみで表現するシーンでは私も涙してしまった。
さすが日本映画を代表する役者を揃えたなと思った。
短い文面でこの映画を語ることは出来ないけれど、大切な人がいる人……そしてそんな大切な人を信じてあげれるか不安な人……今何かに迷っている人……そんな人が見たらきっと何かを感じれる映画だと思う。
引き込まれる
スクリーンの中の世界が、観ている人を引き込んでしまうような錯覚に陥りそうな迫力のある映画。恐ろしいテーマに対して異常に綺麗な景色とのコントラストがとても印象に残る。キャスト達の演技も素晴らしい、中でも出番は少ないが高畑充希さんがとても良かった。また、女優"広瀬すず"さんが大きく成長した映画として価値があると思う。
どうしようもないこと
吉田修一らしいエグみのあるお話、役者さん達も良かったし、悪人もそうだけど、映像も綺麗で印象的。みんなの泣き顔が心に残る。ほんとうにどうしようもない気持ち、劇中のセリフにもあったけど、そういう伝えられない本気の気持ちを伝えようとしている。
宮崎あおいが渡辺謙とアパートで泣くシーンとか、妻夫木くんの最後のシーンとか。
読めそうで読めない展開
これは絶対結末を知らずに見た方が楽しめる。読めそうで読めない展開にハラハラさせれらました。
ありがちなグロさだけを押し出した映画ではなく、丁寧にストーリーが構成されていて面白かったです。3人の男を対比させるような感じで、だれが真犯人なのか最後まで分からなかったです。
宮崎あおいの演技が凄い。
この監督の映画、他のも見たいな。
表情が、顔がすごいと思った。宮崎あおい眉毛薄くして、目の力なくした...
表情が、顔がすごいと思った。宮崎あおい眉毛薄くして、目の力なくしたら別人に見える、危うげな感じすごい出てた。
森山未來のヤバイ感じに、ワイルドな雰囲気、日雇いの人感。松山ケンイチの何考えてるかわからない不器用と不気味が相まってる感、綾野剛の目に光がなくフラフラしてる人感。個々の役作りだけでも見応えがすごいある。
2回通して観てしまった。
つかみから結構ショッキングだし、はじまってすぐにすっかり引き込まれた。犯人話のピークがきて、話シャッフルするのを早めていくのも緊張感高まり良かった。個々の演技力がすごくてずっとみていられる。
信頼していた人に疑われてしまう悲しみ。信頼されていたことに対する裏切り。信頼されていたのに疑ってしまったこの気持ちはもう本当にどうしたら良いのかわからない。後半一気に受け止めきれないほどの感情がやってくる。懺悔。そして後悔の叫びに震えた。
気づけば怒りに変わる
それぞれの怒りの矛先を観た。
今の時代何かに怒りを覚えてないことの方が
おかしいのかもしれない。
ただその怒りは果てしなく膨大で
太刀打ちできない。
無知が幸せなのか。
知らぬが仏なのか。
隠したい。
愛されたい。
変えたい。
守りたい。
それぞれの欲望。
一緒に、ではなく、隣に、なのかもしれない。
幸せは人も物事も距離感が大切だと感じた。
登場人物すべてが、何かに近づき過ぎた。
知り過ぎた。
思いやり過ぎた。
過ぎることは正義か。
距離を保つことは逃げなのか?
はたまた賢いのか。
ボチボチ
まぁまぁぶっ飛んだ内容ではあるけど。
もっと分かりやすく病気とかのほうが、よかったんじゃないかなと、思った。
結果、こいつは短期?w
何にイラつくの?
ってしか思わない
そんなことでキレてたら、日本が、終わる。
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