名探偵コナン 業火の向日葵のレビュー・感想・評価
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キッドがいいやつすぎる
U-NEXTで鑑賞。
キッドがコナンと共闘する場面が多く、普段は敵対関係でもタッグを組んでピンチを乗り換えようとする展開に熱くなりました。また、キッドがゴッホのひまわりを狙う理由を知って人思いな一面もあるように感じました。
タイトルの『業火の向日葵』も、一通り観て「なるほど!」と思えるぐらい本作に込められた意味に納得できました。
芸術作品を巡る物語にドキドキした映画になっていました。
つまらない作品という印象が強かったのだが
改めて見るとそこまでつまらない訳では無い。しかし、言っちゃなんだがツッコミどころが多過ぎる。
良かった点
・キッドの出番が多く、見せ場も多い。
・コナンが序盤は傍観者のような立場となっており、他の劇場版とは大きな違いとなっている。
・ニューヨーク市警察の警部であるチャーリーがコナンをキッドキラーとして認め、信頼しているところ。
・浮き上がって来たコナンを助けるために、すぐに飛び込む小五郎。
悪かった点
・一般人すら避難するのに、飛行機が突っ込んで来るところに棒立ちのコナン。これが蘭が飛行機に乗っているとかならまだ分かるのだが、叫ぶだけとかさすがに酷過ぎんか?
・5枚目のひまわりの身代金。これはおそらく次郎吉を信頼させることが目的の行動。残る5枚のひまわりを日本に集めて、日本に憧れたひまわり展を開催させるためと推理出来るのだが、そもそも最終的にキッドの目的はウメノに失われたはずの2枚目のひまわりを見せることと判明する。キッドは一度2枚目のひまわりの確保に成功しており、キッドのやっていることが意味不明なことになってしまっている。
・鍾乳洞を利用して作ったレイクロック美術館。最高のセキュリティだの何だの言っているが、蓋を開くとキッドは道具を仕込んでるわ、脱出ルートまで確保されるわで最高セキュリティ(笑)状態。しかも犯人によって放火されてしまい、あっという間に火の海に。防火防水ですぐに安全な場所まで避難出来ると言われていたひまわりも、ポールを突っ込んだだけで動作不能に陥るお粗末な仕掛け。
・7人のサムライなんて言ってるが、それぞれ何を担当してるのかも分からないくらい出番の割にチャーリー以外セリフが少ない。中森警部が改めて7人のサムライの身元を洗ったところ、あっという間に東幸二の兄である幸一が拳銃自殺したという不穏な情報が入る。何でそんな一瞬で分かることを当日までやってないんだ。しかも特に何かある訳でもなく、あっという間に東が自殺の状況を説明して終了。
・2作連続声優でない人が犯人役。棒読みというだけで冷めるから、本当に辞めて欲しい。動機も思い込みによる2枚目と5枚目のひまわりは贋作だと思ってるからというもの。何言ってんだ、こいつ状態な上に証拠はパソコンの中にある犯行計画書って、おいおい。
内容があっさりしてるな!
1時間カットが余りにも惜しすぎる
ネット界隈では、シリーズでも知名度が高いとともにシリーズでもワーストTOPの映画として有名ですが、このように言われている要因として一つ聞いたことがあるんですけど、その一つとして
映画本来の脚本から1時間分丸ごとカットした
ということです。本当は脚本担当の櫻井武晴さんが映画の脚本が完成した際に、3時間もの長い尺になり、通常は2時間近くのコナン映画。なので1時間カットする他なかった。
ですがそのカットした分の中に、本作のミステリーの面白さの根源や、原作者青山先生直々に考えられたトリックがあったのです、、。
そして本作の監督は静野孔文さん。この監督さん担当のコナン映画はアクションが強めの映画。なので本作もアクションが強くなってしまい、大幅カットによって櫻井さんの脚本は原案レベルになり、せっかく青山先生が考えてくれたトリックが無駄になってしまったということです。
ネットでも、「初期のPVの頃はめっちゃ面白そうだったのに」、「ミステリー薄かった」などの意見が上がってしまったんです。作画やアクションの観点はいいと思いましたが、ミステリーの点はさすがに気になりました。
駄作
『名探偵コナン』劇場版 第19作
ストーリーの推理展開にコナン映画のお決まりの迫力の展開がうまくつな...
シンプルにテンポが悪い
無理やりが多すぎます。
コナンが、ゴッホの向日葵を狙うキッドと攻防を展開するストーリー。
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。
コナンの映画で一番気になっているのは、その犯人の動機です。アクションは多少無茶があっても、そこはアニメですから許容出来ます。
でも、犯人の動機だけは「犯行結果に相応しいもの」を用意して欲しい、と考えています。
この映画での動機は流石に極端過ぎてついて行けません。
コナンとキッドとの攻防は、見応えはありますが、キッドの意図が不明瞭過ぎて戸惑いを感じます。
「アクションは多少無茶があっても」と書きましたが、それでも崩落する鍾乳洞の中をハンググライダーで脱出するシーンに緊迫感を覚えるのには無理があります。
迫力ある場面も多くありましたが、総じて無理が目立つ作品だと感じられたので、評価はかなり厳しめです。
キッドのファンムービー!
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