「1時間カットが余りにも惜しすぎる」名探偵コナン 業火の向日葵 ooiiaaiさんの映画レビュー(感想・評価)
1時間カットが余りにも惜しすぎる
ネット界隈では、シリーズでも知名度が高いとともにシリーズでもワーストTOPの映画として有名ですが、このように言われている要因として一つ聞いたことがあるんですけど、その一つとして
映画本来の脚本から1時間分丸ごとカットした
ということです。本当は脚本担当の櫻井武晴さんが映画の脚本が完成した際に、3時間もの長い尺になり、通常は2時間近くのコナン映画。なので1時間カットする他なかった。
ですがそのカットした分の中に、本作のミステリーの面白さの根源や、原作者青山先生直々に考えられたトリックがあったのです、、。
そして本作の監督は静野孔文さん。この監督さん担当のコナン映画はアクションが強めの映画。なので本作もアクションが強くなってしまい、大幅カットによって櫻井さんの脚本は原案レベルになり、せっかく青山先生が考えてくれたトリックが無駄になってしまったということです。
ネットでも、「初期のPVの頃はめっちゃ面白そうだったのに」、「ミステリー薄かった」などの意見が上がってしまったんです。作画やアクションの観点はいいと思いましたが、ミステリーの点はさすがに気になりました。
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