フォーカスのレビュー・感想・評価
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恋と詐欺と大物。
W・スミスが天才詐欺師(ある意味そうかも)だなんてことは忘れて、
今作の内容に関する前情報は何も知らずに観た方が楽しめる作品。
元プロ詐欺師監修の下、タイトル通り視線を操る駆け引きが幅を
効かすのだが、まぁ派手に展開する騙しのテクニックがお見事で、
弟子のセクシー女優M・ロビー目線で気持ちよく騙されちゃうこと
請け合い。タネ明かしの最中で、あぁ~もうそこからだったかと
自分の洞察力のなさに呆然とする一方、このくらい他人の痛みに
鈍感(盗み以外は)にならないと、こんな商売はやっていけないなと
切に納得してしまう部分も。まぁヒドイ男なんですわ、今回の彼。
集団詐欺映画といえばあの名作が浮かぶけれど、もちろん爽快さは
アチラに軍配。今作も盗みメインの作品だけど、恋心もね~という
お色気にラブコメが絡んでいるおかげで、評価が割れてしまいそう。
プロに妥協は許されないという持論?は最後にあのヒトが実証して
見せるけど、やはりそこは我らがFプリンス、根っからの悪党じゃ
彼には似つかわしくないので、そのバランスが今作を二分させる。
こういうのを役得というのか役損になるのか知らないけど^^;
まぁとりあえずW・スミスはカッコいい上に面白く、M・ロビーとの
相性も抜群。しかし厭味な大物を騙すのってホント気持ちがいい♪
(これにコロリと騙される自分はやはり一般庶民^^;納得至極です)
よかった
ドラマの中の恋愛が、詐欺のトリックに使われながらも本当に恋愛をしてしまっているのかいないのか本人たちも分からなくなっているように、詐欺行為のドラマと恋愛ドラマの境界線が絶妙にとろけているような見事な構成。
特に大きな興奮も感動もないことを意図してコントロールして、75点くらいの映画をきっちり作ろうとしているようなところもプロの仕事を感じる。
ウィル・スミスを追いかける銭形警部的な安い存在がないところもスマートでよかった。安易なモチーフや展開を意図的に排除していると思う。
良作♪
楽しめました。
それなりにハラハラもしたし、ドキドキもした。
ちゃんと落とし所を踏まえてて、華麗に裏切ってくれる。
気持ちよく騙してくれました。
嘘と事実の境界を確かめたかったりもするが、初見にて騙されておくのが礼儀なんだろう。
そういうエンタテインメント作品。
楽しめる一本!
天才詐欺師のウィルと彼から詐欺のノウハウを教えられた元恋人マーゴットをメインに展開される華麗なサギ&スリの数々……用意周到な駆け引きは見応え充分で観る価値ありの楽しめる作品でした。
これを見逃す手はないですよ……
面白かった
詐欺師達の騙し騙されのクライムサスペンスだと思って、見に行きました。
実際には、主人公の側が一方的に相手を騙くらかす話なんですね。
しかし、最後に主人公が撃たれるまで、結末は読めませんでした。
この手の映画は、あまり見た事が無いのですが、とても面白かったです。
誰が誰を騙そうとしていて、誰が損をし、得をするのか。考えながら見ましたが、話の展開に頭がついていきませんでした。
いやはや見事に騙されました。
あんな落ちだとは。タダ、ある意味期待していた落ちなので、それ程意外性はありませんでした。
ヒロインがちっとも詐欺師として成長していないのも減点。もっと峰不二子みたいに騙してくれるのかと思ってました。
詐欺師同士の騙しあいがもっとあって良かったのではないかなと思います。
作品としては、コメディタッチな部分やアダルトタッチな部分も多く、大人の映画ですね。
娯楽作品としては、大変良く出来ていると思います。
中国人ギャンブラーをカモる話が、一番騙されました。
ニッキーを思い続けていたジェス
まずは、マーゴット・ロビーが美しい。
スリや左乳首の上を撃つ銃撃など、実際には無理じゃないかと思う部分もあったが、その華麗さには感嘆する。
特に、スリは手品を見ているよう。
リ・ユァンに数字や人物を刷り込ませて直感で選んだと思わせ、最後は勝って終わるゲームは面白い。
後半も、ガリーガの本物のステイタスを売っての荒稼ぎと、その後のネタばらしなど最後まで釘付け。
それに付随して、偶然を装って昔を思い出させ、ずっと忘れていなかったことや自分のために変わってくれたことを伝え、言動を真似するなどの対女性のテクニックも教えてもらえる。
主人公2人の発言の、何が本当で真意は何なのかとずっと疑わなければならないのも、なかなかない楽しさだと思う。
ウィル・スミスの作品で1番良かった。
思ってたのと違ったけど
なんか思ってたのと違いました。
もっとクライムアクションなのかと思ったら、割とラブストーリーしてた。
一番の盛り上がりは、スーパーボウル的な会場での賭博勝負で、その後からは元カノとのラブストーリーで、緊迫の騙しもヒロインの復讐心から来た小さなイタズラだったので、若干拍子抜け。
基本的に最後の種明かしも伏線張ってたし、そこについての回収は少し前で気づいたけど、まあ及第点かなー。
あと脇役のファーハドがいい味出してたのは凄く良かった。彼のおかげで少し印象よくなる笑
まあ最近のウィルスミス映画では楽しめた方です、自分の想定から外れたせいであまりハマってないですけど。
アダルトな詐欺師物語
気になってたので鑑賞。
一言で言うと詐欺師の物語ですね。
冒頭、物語がなかなか掴みにくかったのですが、徐々に分かるようになりました。(^^;
物語は最初、ニッキーがジェスに詐欺のノウハウを教え、フットボウルの会場で大物アジア系ボスと賭け対決に勝利後、ニッキーはジェスに仕事は終わったと言い、大金を手渡し、姿を消す・・・。
3年後、ジェスは男を惑わす見事な詐欺師に成長し、ニッキーと再会する…。
ちょっと分かりにくい箇所があったり、多少
エロいシーンはありますが、スリがかっこよくてとても面白かったです。
ラストは二転三転があってちょっと驚きました。(笑)
この映画自体が詐欺みたいな映画だったよ。
ウィルが天才詐欺師を演じるっていうもんだから
僕が大好きな「最後の恋の始め方」のヒッチみたいに、
ユーモラスで知的でスマートで女にモテて、でもちょっと天然なウィルが見れるかと思って期待して見に行ったのだが、、、
ちょっと違う!!!
どの要素も不完全!
大してユーモラスじゃないし!知的だけど穴があるし!スマートではあるけど全然愛らしくない!
しかもこの映画でのウィルは屈託のない笑顔を見せないんだよ。
いやそれどころか何処となく暗い表情をいつもしてる。
やだ!俺はそんなウィル見たくないよ!いつもの笑顔を見せてよ!
だってそれが俺たちが見たいウィルじゃないか!
そういう意味でウィルスミス好きとしては肩すかしで、残念な映画だった。
ウィルの彼女役のマーゴットロビー。この人すっごい綺麗。
「ウルフオブウォールストリート」でディカプリオの嫁役をやって一躍有名になった女優さん。
いままだ24歳!若い!美しい!
すっごい綺麗なんだけど、ちょっぴりおバカさんで抜けてる感じが『ウルフ~』では良かったんだけど、今回はあまりしっくりこなかったな。
何だか普通の役だったね。ウィルを嫉妬するために全てやってたのよ!って所はかわいかったんだよな。
やっぱりそうゆう役が彼女は似合うね。ちょっぴりおバカさんなところ。
普通に綺麗で、出来る女!みたいなのは絶対合わないね。
だからさ、今作では彼女の良さが上手く出てなかったんだよ。
だってウィルがこの子にそこまで惚れ込む理由がわからなかったもん。
確かにすごく綺麗だけど、天才詐欺師がルックスだけであそこまで夢中にならないでしょ。
じゃーどこが好きなの?って考えると、わからないもん。
脚本については、ボロボロだね。とにかくズルイ!
全部後出しジャンケンっていうかさ。ラストなんかはどんでん返しが続いてすごいことになってるんだけど、あれ?なんかおかしくね?それじゃーさっきのあのシーンはなんだったの?みたいなさ。
腑に落ちない点がどんどん出てくるわけ。
そういう意味では、何だかこの映画自体が詐欺みたいな映画だったよ。
それも巧みな詐欺じゃなくてさ、雑で強引な詐欺。
こりゃ脚本が悪いよ。
思えばあのフットボール観戦の所とか全然腑に落ちないよ。
潜在意識の中に「55」を根付かせる?
そんな不完全で信頼できないものに億単位のお金かける?
それって詐欺でも何でもないよ。それこそギャンブルじゃん。
実際確率でいうと58%とか言ってるし。(どうやってその数字出したんだよ)
天才詐欺師がそんな信用ならない手口使わないでしょ!
ウソ発見器の方がまだ確率高いじゃん!
しかも「55」が出ずにもし負けてたら次の手も用意してあるとかってさ。嘘つけよ!!
作り手が都合良いように作ってるから、見てるこっちは納得できないよね。
あの中国系の大富豪の人は凄い良かったけどね。
もっとあの人を見ていたい気分だったよ。
調べてみたらB・D・ウォンって名前の役者さんなんだけど。実は結構色んな作品に出てて。
「ジュラシック・パーク」
「エグゼグティブ・デシジョン」
「セブンイヤーズインチベット」
「ジュラシック・ワールド」とかね。
この映画で特出すべきはやはり超絶テクを持つスリ師 アポロ・ロビンズがコーディネーターで参加してるってところだね。時計を盗む所なんかはアポロっぽいなぁと思ってたらエンドクレジットに名前が出てて、やっぱり!と思ったよ。役者としても少しでてるみたいね。
アポロのスリ手口を見たことがない人は是非見たほうがいい。本当凄いから。
https://youtube.com/devicesupport
実際さ、お前はスリ師なのか詐欺師なのかどっちなんだ!ってのはあるよね。
スリ師と詐欺師って根本的に違うじゃん。
スリ師は手先や注意力を器用にコントロールして気付かれない様に盗むわけじゃん。
一方で詐欺師は心理戦に近いから、似たようで異なるものだと思うんだよね。
映画の頭ではスリの手口を沢山見せておいて、後半の物語の基礎となるのは詐欺の話だから。どっちなの?っていうかさ。なんかフワフワしてるよね。
どっちもやりたいならさ、折角スリ集団を冒頭で見せてるんだから、こいつはスリが上手いとか。こいつは結婚詐欺専門とかさ。こいつはハッカーとかさ。そんな風に人物ごとの特色とか見せてくれればいーのに。
私は好きだなぁ
公開初日で観た。観終わってレビュー見たら、意外に厳しいコメントが並んでたけれど、わたしゃこんな軽ーい感じのお話しは大好きです。
女詐欺師はどっかで観たと思ってたら、あーら、去年のディカプリオのお相手でした。ウルフオブウォールストリートがいい映画と思うんだから、これもとってもアメリカンドリームらしくて、なかなか好作品と思いたいですね。
父と子とか、金なのか愛なのかとか、を軽すぎる言葉で語る手口には批判もあるでしょうけれど、妙に重苦しい画面よりもこの程度の軽さが今の私にはとても心地いいのでした。
にしても、暗号はどうやって盗んだのかがよく分かんなかったです。スパイを送り込んでいた?
ジェスの成長が観たかった
予告から勝手に期待してたのは、ニッキーと別れたあとのジェスが
(見かけ上であっても)ニッキーの強敵として対決するところ。
実際は、何ら成長することなく、前半の詐欺と同様、状況に右往左往するばかり。
もう一ひねり欲しかった。
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