風に立つライオンのレビュー・感想・評価
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大変な思いをして生きている人がいることがわかった 。 そこで懸命に...
大変な思いをして生きている人がいることがわかった 。 そこで懸命に使命をはたそうとしている人がいる。 それはよく伝わってきた。 そう、わかった。 ニュースや何かで見るよりもよくわかった。 こういう映画も必要なんだろう。 でも、等身大じゃない、 そういった事実があるということと、映画としてどう かということはまた別の話。 で、映画としてはどうかな? 僕は共感できなかった。 遠い世界の話という印象を覆すことができなかった。
そこで生きるということ
さだまさしが、ケニアで活躍した日本人医師、柴田紘一郎をモデルに描いた作品。 アフリカの美しさと、戦争の激しさや痛々しさ、子供たちの無邪気さ、そして、生命の輝きがしっかりと撮られており、見応えがあった。 特に、元少年兵との心の交流は、涙無しには観られなかった。 とても考えさせられた。 かといって、戦争反対を強く叫んでくるような内容ではない。 そこがこの映画の良さだと思う。 怪我が回復した後、再び少年兵へ戻った子供もいる、という現実をきちんと伝えているのも良かった。 全体の構成がしっかり作られているので、少しも飽きずに集中して観ることができた。 もう一度観たい。
文句無し満点
構成、役者、映像、音楽、どれも非常に良くできている。この手の映画にありがちな説教臭さも変な小難しさもない。
最初からエンドロールの最後まで、ただただ引き込まれて、心を動かされて、泣きっぱなしになる映画。
なにを伝えたいのかとか分析するのではなく、何らか心に響けばそれで良いと思う。ある意味アクション映画で引き込まれているのと同じ状況?
子供ンドゥングの演技もすばらしい。クリスマスに銃のプレゼントはこちらも思わず緊張した。
石原さとみも十分すぎるほど可愛く、石原さとみ目当てで見た人も十分満足できるのではないかと思う。ついでに映画の良さも感じてくれると嬉しい。
さだまさしの音楽も相変わらずすばらしい。さっそく購入。
そう言えば、がんばれ~みんな~って関白失脚では他人を応援してましたね。。。
とにかくこれを実現にこぎ着けた大沢たかおの熱意とパワーに敬意を払いたい。演技も含め本当に格好いい。
「風に立つライオン」を観て・・
さだまさしの曲が映画化されたもの。小説にも為っている。主演は大沢たかお。実際に多くのアイデアを出しているらしい。物語は主人公の航一郎が大学病院の医師で、ケニアから現地の赤十字病院へ派遣されるが、そこでアフリカの現実を知る。実在の医師のモデルがいるらしい。現場では負傷した兵士が次々に送られて来て、麻薬漬けにされた少年兵が人を殺傷していた。その過酷な現実の中で航一郎は「がんばれ!」と自分自身にひとり叫ぶ。また日本に残して別れた恋人の貴子(真木よう子)も親の後を継いで離島の医療に従事する。最後は航一郎が危険地帯で兵士に連れて行かれ、風に立つライオンの曲が流れて終わる。平和ボケの日本人にはいい邦画。安保法案が問われる今こそ観るべき!?
実在の医師柴田紘一郎
さだまさしが実在の医師柴田紘一郎にインスパイアされ書いた小説。 監督の三池崇史が「冒険しない映画はつまらない」と敢えて南アフリカのような撮りやすい場所でなく護衛をつけてケニアでのロケを選んだらしい 主演の大沢たかおも監督も熱意が感じられ 実在の人物でもあり 感慨深く見れた。
よくある話
トータル的にはよくある話かな?小ネタ的には色々気になることはあるから見たけど、まぁ、こんなものかなと。 がんばれ!はいいね。そう、がんばれは人に言う言葉ではなくて、自分を奮い立たせる言葉だよね~。
頑張れってのは、人に言う言葉じゃないよ。
映画「風に立つライオン」(三池崇史監督)から。
さだまさしさんの名曲「風に立つライオン」が根底にあるので、
この曲がお気に入りの私には、観る前から映像が目に浮かんだ。
「100万羽のフラミンゴが一斉に飛び発つとき暗くなる空」や
「キリマンジャロの白い雪」「草原の象のシルエット」なども、
ちょっと期待し過ぎてしまったかもしれない。
気になる一言は、主人公の航一郎が、ケニアの草原に向かって、
夜中に「がんばれ〜」と叫ぶシーンを何度か目にした女性が、
彼が現地の赤十字病院を離れる時に、お願いした。
「(私たちに)頑張れ・・って言ってくれないんですか?」と。
それを受けて、主人公はこう答える。
「違うよ、頑張れってのは、人に言う言葉じゃないよ。
あれは、自分に向かって言っているんだ」
目にするあまりに悲惨な光景に、心が折れそうになる。
そんな時、自分を「頑張れ」と励ますことで、乗り切ってきた。
いや、重傷を負って次々と運ばれてくる少年たちは、
「頑張れ」と励まさなくても、もう充分に頑張っている。
だから頑張るのは自分なんだ、という意味なのかもしれない。
私も、誰もいない海や山で「頑張れ」と叫んでみようかな。
真っ直ぐに生きる
ベネチアへの往路エアフランス内で、少ない邦画から観たかったこの作品を選択。 大沢たかおの笑顔が、優しすぎる。 日本人のひたむきさが、前面に出ていて良い。 何より、アフリカの自然の美しさが、素晴らしい。
よかった‼︎
映画を通して初めて知ることって多いと思います。 本作では、アフリカの少年兵のことを描いていて、平和な日本に住む私にとって考えさせられる作品でした。 それと、医師ってやっぱりすごいなあと思いました。それぞれに志があって、それを貫く姿にも感動を覚えます。 ラストのさださんの歌には泣けるし、アフリカの少年たちの笑顔は素敵でした(o^^o)
ううんー、
何の前知識もなく観たからか、現実にあった話しなら超感動なのですが、現実感ない現実にありそうなお話しって、ちょっと残念になりがちじゃありませんか? さだまさしさんの歌が先にあったことを知らなかったので、エンディングソングまで後付けの無理やりに感じてしまいました(^^;;もう〜、自分の作品に自分の曲使っちゃってー的な。さださん、ごめんなさい>_< でも、なきにしもあらずな所も満載で考えさせられました。あんな子どもを薬漬けにして兵士にしたり、地雷探しに使ったり、許せないですね。
今だから感じられるリアリティー
原作に当たる曲は存在自体知りませんでした。邦画にありがちな臭い感動のお仕着せ的お涙頂戴話は嫌いなので、最初は興味無かったのですが、たまたま劇場で特報ではない方の本予告を見て印象が変わったので、遅まきながら見てきました。
時代設定は冷戦末期の時代の話ですが、イスラム過激派による子供を使った自爆テロのニュースが日本でも報道されるようになってきた現代の方が、皮膚感覚的にはリアリティーを持って見られる内容のように感じます。(一見意外な人選に見える三池崇史が監督を務めていることも納得がいきました。)
ただ、とってつけたような震災ネタは感心しません。
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