「素人役者が素晴らしい。」風に立つライオン mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
素人役者が素晴らしい。
さだまさしの同名曲が発表されたとき、僕はそのアルバムを購入していた。またなんとも壮大な曲を作ったものだなぁ、と思った。
このアルバムの発売が1987年というから、28年の歳月を経て映画化とあいなった。
医療に携わる人種はすべて高潔なのだろうか。日本から遠く離れたケニアという地に、ずっといようと思う気持ちがよくわからない。
その気持ちに敬意を表すものではあるが、自分にはありえない。
それがひとりやふたりではなく、たくさんいることに驚く。あのケニアのさいはての診療所には多くの医療従事者がいたわけで、彼らは故郷から遠く離れた地で無限の医療活動に奉仕している。
斉藤ひろし脚本、三池崇史監督は、ストーリーをうまく作っていて、まったくあきさせない。さすがプロである。
だが、僕とは違う世界の話であり、違う思想の人たちの話であった。
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