「【無双、ジェイソン・ステイサムのキレッキレのアクションと、カジノでのブラックジャックシーンを愉しむ作品。】」WILD CARD ワイルドカード NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【無双、ジェイソン・ステイサムのキレッキレのアクションと、カジノでのブラックジャックシーンを愉しむ作品。】
ー 私はジェイソン・ステイサムのアクションシーンが好きである。スタントも使っているのだろうが、勝手に可なり本人が演じていると思っている。
ガンアクションにしても、接近肉弾戦にしても動きの流れがスムーズであり、彼自身が可なり鍛えている事がビンビンに伝わって来るからである。ー
■強靭な肉体を活かし、ラスベガスで用心棒として生きるニック(ジェイソン・ステイサム)。
何者かに瀕死の重傷を負わされた元恋人ホリー(ドミニク・ガルシア=ロリド)から復讐を頼まれた彼は、すぐさま犯人ダニー・デマルコ(マイロ・ヴィンティミリア)ら3人を見つけて、ホリー自身に男にとってはとてもイタソーな制裁を加えさせる。
しかし、その背後に控える組織が動き出したことから思わぬ戦いに発展する。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作は、ハッキリ言ってストーリー展開が粗い。粗いったら、粗いのである。マア、シンプルと言い換えても良いかもしれない。
・ジェイソン・ステイサム演じるニックは、途中まで認めないが明らかにギャンブル依存症である。50万ドルカジノで勝っても、換金所の前でUターンして、再び卓に向かう程である。
そんな彼に19歳で7000万ドルギャンブルで稼いだという若い童顔の男サイラス・キニック(マイケル・アンガラノ)がやって来て、彼に護衛を頼むが、この辺りの展開が粗いんだよなあ。
彼は、そのまま老いるのが嫌だと言っており、且つニックをギャンブル依存症と見抜き、ベガスから抜け出すよう助力しようとするのだが、この辺りのサイラスの動機の描き方が弱いんだよねえ。
<故に、この作品は割り切って、”ジェイソン・ステイサムのキレッキレのアクションと、カジノでのブラックジャックシーンを愉しむ作品”である!と、言い切ってしまって良いと思う。
何故ならば、私は冒頭に記載した通り、ジェイソン・ステイサムのアクションシーンが好きである。以上!>