WILD CARD ワイルドカードのレビュー・感想・評価
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最後までテーマが見えないまま終
正直、「結局これってどういう映画だったの?」って言いたくなるような不思議な1本でした。
主人公は、ジェイソン・ステイサム演じる元傭兵で、今はラスベガスでボディガードまがいの仕事をしている男。
ある日、顔見知りの女性がギャングに酷い目に遭わされたことを知って、彼女の復讐を手伝うところから話が始まります。ここまではまだ普通の復讐劇っぽくて、「この後どう展開するんだろう?」って思ってたんだけど……そこから一気に話のトーンがブレていきます。
復讐が終わったら今度はカジノに移って、急に“ギャンブル映画”っぽい展開に。
ステイサム演じる主人公が「こんな小銭じゃダメだ」と言いながら、持ってる金を全部つぎ込んで賭けに挑み、全部失う。で、その後はなぜか濡れ衣を着せられたり、命を狙われたりと、話がどんどん散らかっていく感じ。
「あれ?これ何の映画だったっけ?」って混乱しながら見てたら、今度は突然運が回ってきてカジノで勝ちまくるという展開に。でも、なぜか換金せずに全額使い果たしてしまう…。なんでそうするのか、本人の葛藤や過去のトラウマが描かれてるわけでもないから、観てる側はずっとモヤモヤしたままでした。
アクションもあるにはあるけど、ステイサムらしい見せ場は少なめで、スッキリしたカタルシスもない。
雰囲気だけで引っ張ってる感じがあって、正直、終わってみても「……で、何が残ったんだろう?」という印象でした。
ステイサムが出てるからって期待して観るとちょっと肩透かしを食らうかも。ギャンブル、復讐、陰謀、色々詰め込んではいるけど、何も深くは掘られないまま終わってしまった感が強い作品でした。
アクションは良いのだが
ステイサムのアクションはいつもながら良いのだが、隠れメインテーマが漠然としていまいち入り込めなかった。隠れメインテーマになりそうな、復讐を手助けした女性とのラブストーリーか、ラスベガスに遊びに来た青年との友情か、カードゲームのギャンブル依存症の克服か、 引退して夢だったコルシカ島への移住か?などが考えられるが、個人的にはラブストーリーの展開が見たかったなかな。
ラスベガスを離れることでギャンブル依存症が治って、コルシカ島へ行って、彼女があとから追って来て再会して一緒に暮らすとかならいちばんいいかな。
レストランの女性や、カードゲームの親をやってる女性とか、彼を好きそうな女性が結構出てくるので、誰かとロマンスがあってもよかったのにね。
畳み掛けるような流れは気持ち良い
一攫千金賭してもやめれない…
死ぬのも悪くない ベガスを出られるしな
【無双、ジェイソン・ステイサムのキレッキレのアクションと、カジノでのブラックジャックシーンを愉しむ作品。】
ー 私はジェイソン・ステイサムのアクションシーンが好きである。スタントも使っているのだろうが、勝手に可なり本人が演じていると思っている。
ガンアクションにしても、接近肉弾戦にしても動きの流れがスムーズであり、彼自身が可なり鍛えている事がビンビンに伝わって来るからである。ー
■強靭な肉体を活かし、ラスベガスで用心棒として生きるニック(ジェイソン・ステイサム)。
何者かに瀕死の重傷を負わされた元恋人ホリー(ドミニク・ガルシア=ロリド)から復讐を頼まれた彼は、すぐさま犯人ダニー・デマルコ(マイロ・ヴィンティミリア)ら3人を見つけて、ホリー自身に男にとってはとてもイタソーな制裁を加えさせる。
しかし、その背後に控える組織が動き出したことから思わぬ戦いに発展する。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作は、ハッキリ言ってストーリー展開が粗い。粗いったら、粗いのである。マア、シンプルと言い換えても良いかもしれない。
・ジェイソン・ステイサム演じるニックは、途中まで認めないが明らかにギャンブル依存症である。50万ドルカジノで勝っても、換金所の前でUターンして、再び卓に向かう程である。
そんな彼に19歳で7000万ドルギャンブルで稼いだという若い童顔の男サイラス・キニック(マイケル・アンガラノ)がやって来て、彼に護衛を頼むが、この辺りの展開が粗いんだよなあ。
彼は、そのまま老いるのが嫌だと言っており、且つニックをギャンブル依存症と見抜き、ベガスから抜け出すよう助力しようとするのだが、この辺りのサイラスの動機の描き方が弱いんだよねえ。
<故に、この作品は割り切って、”ジェイソン・ステイサムのキレッキレのアクションと、カジノでのブラックジャックシーンを愉しむ作品”である!と、言い切ってしまって良いと思う。
何故ならば、私は冒頭に記載した通り、ジェイソン・ステイサムのアクションシーンが好きである。以上!>
ギャンブル依存症から抜け出す話しだが、金があっても抜け出せない、そ...
近づくなと言ったろ
当時、映画館で観ました🎬
ステイサム演じるラスベガスの用心棒ニックが、元恋人の依頼をきっかけに厄介事に巻き込まれて…。
ニックと旧知のベイビーを演じたスタンリー・トゥッチもいい味がでてました。
サイラスを演じたマイケル・アンガラノも終盤ではナイスアシスト。
ステイサムにしてはアクション控えめかなと思いましたが、ラストはきっちり魅せてくれましたね💪
この頃は、ステイサム主演の映画が量産されてた気がします。
粋なBGMのアクション・エンターティンメント
主演ジェイソン・ステイサムと聞いただけで、いつものアクション映画と想像できる位、無敵のヒーロー、もはやアクション大魔王、今回はバターナイフで大暴れ。
ところがアバンタイトルでいきなり禿おやじのパンチでノックアウト、まさかジェイソンどうしちゃったのと観客を煙にまきます。
舞台はクリスマス間近のラスベガス、冒頭からディーン・マーティンのブルークリスマスのBGM、なんと小粋なオープニングかと思ったら、いたるところで歌が入るが選曲の上手さには酔いしれました。まさか、ホワイトクリスマスをバックに戦闘シーンなんて思いもしなかった、ひょっとして本作はクリスマス映画のジャンル入りを狙っているのでしょうかね。
現代のラスベガスは大資本の進出で、もはや裏稼業では太刀打ちできずマフィアはいないと聞いていましたが、そこは映画ですから悪役として登場、但しマフィアが仕切るのは豪華ホテルのカジノでなく場末のレストラン・カジノというのもリアルっぽい。愛車が 1969 年型フォード トリノ GT、渋いですね、そしていつもどおり、ジェイソン・ステイサム、ワイルドだぜ~。
華やかさばかりがラスベガスではない
ジェイソン・ステイサムを見るためだけの映画
うすっぺらさが尋常ではない
いやいや、なにやってんの?という映画。
用心棒とギャンブル依存症の話が出てくるが芯がどこかと考えれば、ジェイソンステイサムそのものであって話が芯ではない。格闘して駆け引きしてって全部そのため。ま、たまにある、こういうその人ありきの作品。
だからアクションスターの作品みたいな感じでとらえると飲み込むことはできる。
でもそれならもうちょっとキャラを盛る必要があるかな。ちょっと本人すぎて作品としてのうすっぺらさが尋常ではない。。
とにかく圧倒的に強いジェイソン・ステイサム
結局何が切り札?
・元カノの為に復讐。「全人類の憧れ」(笑)がヤバいことに… ・ギャ...
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