「【”嘘から出た真。”20名を超える著名俳優陣達の役柄をキチンとキャラ立しさせ、面白き物語に仕上げた古沢良太脚本の凄さを再認識した作品。初鑑賞時は、浜辺美波さんには気付かなかったなあ・・。】」エイプリルフールズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”嘘から出た真。”20名を超える著名俳優陣達の役柄をキチンとキャラ立しさせ、面白き物語に仕上げた古沢良太脚本の凄さを再認識した作品。初鑑賞時は、浜辺美波さんには気付かなかったなあ・・。】
■対人恐怖症の清掃員あゆみ(戸田恵梨香)は、1度だけ関係を持った天才外科医・亘(松坂桃李)の子を妊娠。
エイプリルフールにそれを告白するが、亘に信じてもらえずに驚きの行動に出る。
一方、一組のロイヤル夫婦(富司純子&里見浩太朗)はお忍びデートを満喫。
昔気質のヤクザ(寺島進)は小学生の少女(浜辺美波)を誘拐してしまう。
◆感想
・多数の登場人物が、皆何らかの嘘を付いている。
ー だが、その嘘は優しさに基づくモノであり、可笑しさの中に、少し沁みる部分を織り込んだ、古沢良太のハイレベル脚本に今更ながらに、驚く。ー
・SEX依存の偽医者(松坂桃李)が、真に愛していた人とは・・。
・ロイヤル夫婦(富司純子&里見浩太朗)を演じていた夫婦の本当の姿は・・。
・昔気質のヤクザ(寺島進)に誘拐された、親に愛されていないと思っていた小学生の少女(浜辺美波)と、ヤクザの真の関係性は・・。
ー 初見時には、この小学生が浜辺美波さんとは、全く分からず。この時点で十二分に美しいのだが、今ほどの女優さんになるとはなあ・・。-
<久方ぶりに鑑賞したが、古沢良太の破綻なき且つ、20名を優に超える俳優さん達のキャラをキッチリ立てた脚本に今更ながらに驚く作品。
映画とは、”優れた脚本ありき”を再認識した作品でもある。>
■戸田恵梨香さんと、松坂桃李もお幸せにね。
NOBE様
「空に住む」にコメントありがとうございます。
(こちらに失礼します)
青山真治監督の意図・・・
タワーマンションから見える東京の姿は一見綺麗だが虚構であり、地に足のついた生活をすべしというメッセージ・・・
おっしゃる通りです。
わたしもそう思います。
いつも言葉遣いが乱暴な上、浅はかものです。
生意気ですみません。
青山真治監督。若くして亡くなられてざんねんですね。57歳。
まだまだ作品を撮って頂きたかったです。
昔「EUREKA」を観て衝撃を受けました。
「共喰い」も強烈に覚えています。
本当に惜しい方を失いましたね。