「中堅俳優の寄せ集め感は否めない」エイプリルフールズ　オレさんの映画レビュー（感想・評価）

4/1のエイプリルフールが誕生日の複数名の男女が複数の事件や出来事に巻き込まれ、少しずつそれぞれの出来事に共通点や共通の人物が嘘まみれの1日を描いた作品。

登場人物の多さのせいで話の筋を説明するのは面倒なので簡単に言うと、

①トダエリ桃李の彼氏彼女関係のもつれに伴う拳銃所持のレストラン立て籠り事件
②宮内庁出身と嘘偽る富豪の夫婦の東京観光
③いじめられっ子ヒッキーの少年が自身の居場所が地球でないことを悟り、母星に帰る前に地球でやり残したありとあらゆることを実行する電波全開ｱｲﾀﾀﾀﾀな中学生とその周囲
④敵対するヤクザの組を潰す前の最後の一仕事して誘拐を実行する犯人とその被害者の少女がなぜかラーメン食べたり、遊園地に行ったりする話
おまけ 占いオババと42年ぶりに生還したやらせ生瀬とホモ

こんなに多くの出来事を1つにまとめられるのかﾜｸﾜｸ‼︎‼︎
と期待して観ていると意外と全部が全部繋がらない不完全燃焼な印象に笑。
もちろん何点かの事件は繋がるが
うおおおおおおすげええええええきもTｲｲｲｲｲ
みたいな感じにはならない。そういうラストを期待してたから少し残念な気はする。
傑作キサラギと同じ脚本家だったから期待しすぎてしまったかも

良いところをあげるならこのころの戸田恵梨香の髪型どストライクだったことと松坂桃李売れっ子のわりに顔芸惜しまない姿勢が好き。
そして寺島進はﾊﾞｶﾔﾛｰｺﾉﾔﾛｰだけ言ってりゃ良い味が出る俳優だと再認識笑。
あと生瀬勝久のとてつもなく限定的で今後二度とないであろう役をそれっぽく演じることのうまさに感動した笑。なんだあのマニアックな設定のキャラ笑。