「基本的にはファン向けムービー。好みが分かれるド迫力アクション!!」劇場版 媚空 ビクウ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
基本的にはファン向けムービー。好みが分かれるド迫力アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:壮絶な世界で孤高に生きる主人公と、そんな彼女の仕事に憧れを抱く純粋な青年。2人の人間模様が切なく描かれる。世界の破壊を目論む強敵との、桁外れのアクションも魅力。予備知識がなくても楽しめそう。
否:フルCGが満載のアクションは、見方によっては滑稽で、興ざめしてしまいそう。
“闇に堕ちる”危険と常に向き合いながら、既に堕ちてしまった者達を斬る運命を背負った主人公の、切なくも孤高な姿がカッコイイです。秋元才加さん、ハマり役ですね(笑)。そしてそんな彼女の仕事に憧れ、断られながらも必死に食らいついていこうとする代知も、また魅力的なキャラクターですね。
アクションもド迫力で桁外れですが、CG満載なので、逆に言うと滑稽で、観る人によっては
「何コレ!?」
と興ざめしてしまうかも知れません(笑)。その辺りは、完全に好みが分かれるところかと思います。
単発でも楽しめますが、基本的にはシリーズを通してのファン向けの作品といえそうです。
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