劇場公開日 2015年2月21日

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「恐るべしボリウッドっっ!!!!」女神は二度微笑む "Auggie" Wrenさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0恐るべしボリウッドっっ!!!!

2015年3月27日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

インドのアカデミー賞と呼ばれるインド・フィルムフェア賞を席巻した、従来のインド映画の枠を超えた何とも重厚な一級サスペンス!!

多くの死者を出したコルカタの地下鉄毒ガス無差別テロ事件から2年。
身籠ったヴィディヤは消息不明になった夫を見付けたい一心でロンドンからコルカタへやって来る。しかし、コルカタでの夫の存在が恰も“なかった事”であるかの様に一切の情報が隠蔽されていた。是が非でも夫を見付け出したいヴィディヤは協力してくれる警察官と共に真相に迫る。そこに夫と瓜二つの風貌を持つダムジという危険人物の存在が浮上。更にヴィディヤへの協力者が何者かによって殺害される緊迫の事態に発展していく…。

国家権力も絡んでいるかの如くシリアスな雰囲気もあり、影の組織の圧力がジリジリと緊張感を強める中、ヴィディヤは果たして夫と再会する事が出来るのか!!???

「こいつが怪しいなぁ、いやこいつも、いやいやこいつこそ嘘ついてんちゃうか!!??」
なんて思い出したらもうアナタはスジョイ・ゴーシュの思うツボ(笑)
心ゆく迄存分に翻弄されて頂戴m( _ _ )m

過度に期待していない私の姿勢もきっと好印象を与えているのだろうが、細かい能書きは扨措き(サテオキ、何よりも物語が放つ素晴らしさがこの映画を傑作へと導いている。

『きっと、うまくいく』
『マダム・イン・ニューヨーク』に引き続き、
インド映画三度目の嗚呼恐るべしっっ♪♪

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"Auggie" Wren